中日は2015年1回目のスカウト会議を開き、高校生約150人、大学・社会人約120人のリストを作成、その中から現時点で評価が上位の30人をリストアップした。会議には落合GMも参加している。
早めに見ておくべき30人
会議に参加した中田スカウト部長は「高橋君をはじめ、早めに見ておくべき30人の名前を入れました」と話し、県岐阜商・高橋純平投手を中心に、約30人をリストアップした。
候補には駒大の今永昇太投手、富士大の多和田真三郎投手、明大の上原健太投手などの名前が挙がったという。
また会議には落合GMも参加し、注目選手が出場予定の試合の日程を確認した。
方針はまだ
また中田スカウト部長は、「将来性を重視するかは、これからのチーム次第。状況を見極めながら進めていく」と話し、この会議では補強の方針は強く打ち出さなかった。
中日は今年のドラフト会議では9人を指名しているが、全て大学・社会人で高校生の指名は無かった。年齢が高くなっている現レギュラー陣に対し、今年入団する選手たちがどれくらい入れ替わることができるかによって、チームの活性度が変わってくる。それによって将来性を重視するかまた即戦力が必要かが決まる事になる。
ただし、県岐阜商の高橋純平投手は高校生ながら即戦力と評価されており、地元の逸材という事もあってやはり最有力のドラフト1位候補となるだろう。
中日の今季初となるスカウト会議が9日、選手寮「昇竜館」で行われた。約280人の選手から上位候補30人をリストアップ。
県岐阜商・高橋純平投手(2年)、駒大・今永昇太投手(3年=北筑)、富士大・多和田真三郎投手(3年=中部商)、明大・上原健太投手(3年=広陵)らをトップクラスに位置付けた。
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