九州学院のプロ注目捕手・友田佑卓選手が、夏の第1打席で3ランホームランを放ち、プロのスカウトも絶賛した。
スカウト絶賛
友田佑卓選手は173cm73kgの捕手、1年生で4番を打つなど、打撃の評価が高く期待をされてきた選手。
この日は初回、2アウト1,2塁の場面で打席に入ると、ストレートを捉えて左中間のスタンドに運んだ。高校通算11号のホームランだった。「コンパクトに打てた。相手はいいピッチャーだった。打てないかと思った」と話し、142キロの球を投げ、プロのスカウトも注目する大津高校の生田惇一郎投手からのホームランとなった。
この日は中日と広島のスカウトが視察をしたが、共に非常に高い評価をしている。
中日・三瀬スカウトは「いい打者。構えもいいし、タイミングの取り方がいい。高校生でこれだけ打てる捕手は少ない。守りは地肩の強さはないけど、フットワークがいいし、捕ってから投げるまでが速い」と話し、広島の末永スカウトも「ボールをバットに乗せるのがうまい。足でリズムをとりながらタイミングを取るけど、高校生ではいない。プロ志望届を出せばかかる可能性はある」と評価した。
打撃が磨かれてきたのはここ1カ月で、それまで結果が出ていなかったものの、酒井監督から体重移動を意識するようにアドバイスを受け、このホームランにつながったという。
強打の捕手としてこれから何度も名前を聞く選手になるかもしれない。
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