昌平・米山魁乙投手が144キロ4回無失点、ソフトバンクなど3球団視察

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昌平高校の143キロ左腕・米山魁乙投手はこの日、聖望学園との5回戦で4回無失点リリーフを見せた。球速は自己最速を更新する144キロを記録した。

ソフトバンクが評価

5回まで0-0の続いた試合で、黒坂監督は6回のマウンドにエースの米山魁乙投手を送った。「ブルペンから球は走っていました。打たせて取ることを意識しました」と話した米山投手は、ストレートを中心に投げ込み、三振は3つだけだったものの、詰まらせてフライを打たせて打ち取っていく。4イニングを投げて3安打無失点と安定した投球だった。この日は自己最速144キロを記録したが、米山投手は「球速は気にしていません。キレを求めます。これからも続くので打たせて取る投球をしたいです」と話した。

このエースの投球に打線も応え、8回に一挙5点を奪って勝利した。黒坂監督は「エースが出てきて点を取って。大会中に生まれてくる勝ちパターンというか。出てくると雰囲気が変わる感じといいますかね」と話し、米山投手の存在感の大きさについて話した。

この日は福岡ソフトバンクなど3球団のスカウトが視察、ソフトバンクの永井スカウト部長は「球速以上にボールは来ていると思う。十分候補」と話し、高く評価をした。米山投手は体の大きさやモーション以上にボールが来る投手で、この日は雄たけびをあげながら投げ続けた迫力も見せた。左腕で投げっぷりの良い投手として、プロのスカウトも評価する投手だと思う。

次戦は春日部共栄と対戦する。昨年夏の北埼玉大会2回戦で、この春日部共栄を破り、米山投手の名前が広まった因縁の相手、春日部共栄もリベンジで燃えてくるだろう。大一番となりそうだ。

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3球団のスカウトが視察し、ソフトバンク・永井智浩スカウト部長は「球速以上にボールは来ていると思う。十分候補」と評価した。

チームは米山の登板直後の6回裏に1点を先制。8回には一挙5点を追加し、試合を決めた。黒坂洋介監督(44)は「エースが出てきて点を取って。大会中に生まれてくる勝ちパターンというか。出てくると雰囲気が変わる感じといいますかね」と米山の存在感を口にした。

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