スカウト、高校生の見極めに不安

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新型コロナウイルスの影響により、センバツ高校野球大会が中止となり、プロのスカウトは高校生の評価に不安を抱いている。

実質3か月で評価

高校野球は、センバツ大会が中止されただけでなく、各高校も休校となり部活動も休止している所も多い。中日の清水スカウトは「春先に組んでいた日程は、ほぼすべて無くなった。」と話した。スカウトの中には2月に予定していた高校へのあいさつ回りが全てキャンセルになった人もいるという。

中日・中田スカウト顧問は「本当は、今この時期が大事。一冬越えて見違える選手もいるし、思っていたほど伸びない選手もいる。何回も見ないといけないといか、もう1回くらいでいいかと判断できる。この時期の第一印象は重要」と話し、この時期の選手のチェックが重要であることを話した。

部活動が休部をしている事により、もし4月から部活動が再開され始めたとしても、体を仕上げて、試合を見て評価でできる状態になるまで1カ月くらいはかかるだろう。パリーグのスカウトは「今後、高校の練習が本格的に再開され、すぐに見に行ったところで、休んでいた選手の体が仕上がっていないので参考にならない」と話し、「状態が上がるまでに期間を踏まえると、時間は本当に少ない」と話す。春季大会に出場できない、または春季大会自体が中止になっている地区もあり、実質、選手を試合で見られるようになるのは5月以降となり、高校野球は7月の夏の大会と甲子園で終わってしまうため、3か月で選手を見なければならない。

例年であればスカウトは、4月ごろまでには担当地区の選手をリストアップし、早ければ春季大会、または夏の大会でスカウト部長やチーフなどの現地視察をしてもらい、指名候補となっていくのだが、今年は5月、6月の2か月で部長に見てもらう選手を選び、7月の夏の大会で見てもらうという事になり、ほぼ時間が無い。東北楽天で東海、北陸担当の山田スカウトは「逆算すると5月いっぱいくらいで判断しないといけない。これまで2回、3回を見て決めていたのを、1回で見極めないと間に合わない」と話す。

大学、社会人野球の大会も中止やリーグ戦開幕延期が出ているものの、オープン戦など活動をしており、中日の米村チーフスカウトは「大学生、社会人に関しては2年、3年と見ているので心配していない」と話し、「今は大学、社会人を重点的にやるしかない」と話す。そして高校生について、「高校生は一気に成長する。石川昂も夏以降、U18W杯を経て成長した。○の評価が◎になったり、◎が○になったりもする。この状況でもドラフトでいい加減なことはできない。いい選手を取らないといけない使命感はある」と不安を口にする。

「普段なかなか見に行けないチームにあいさつに行ける」と話すスカウトもいるが、今年のドラフト会議ではこの影響は少なからず出るかもしれず、大学生や社会人が比較的多くなるのかもしれない。そして今年指名漏れとなった高校生が、大学・社会人で活躍し3年後、4年後には注目をされる事になる可能性もある。新型コロナウイルスの影響は今後も残っていく。

2020年のドラフト候補
2020年の主なドラフト候補選手を一覧にまとめます。6月17日、スポーツニッポンのドラフト候補リストを反映 当ページのドラフト候補一覧は、ドラフト候補選手の動画とみんなの評価サイトをご覧ください。
スカウト陣、高校生の見極め不安 西日本スポーツ紙面 2020/3/20

 

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