センバツ大会に出場するチームで、個人的に注目したい選手を紹介します。今日は上田西高校。
上田西の注目選手
注目度A:必見・見ないとヤバイ、注目度B:成長をチェック、注目度C:素質をチェック
注目度A:柳沢樹遊撃手
2年秋は12試合で32安打を打ち、打率.615と驚異的な打撃を見せた。17打点を挙げるなど主軸として活躍し、逆方向にも強いあたりを打ち返す。一塁到達も3.9秒を記録、遠投100mの肩のある遊撃手で、監督も昨年の高寺望夢選手(阪神ドラフト7位)以上と評価する。
注目度B:笹原操希外野手
高校通算24本塁打を放つスラッガーだが、50m6.0秒の俊足も併せ持つ。遠投105mの強肩でセンターとして広い範囲を守れる。昨秋は12試合で23安打を打ち、打率.442、4盗塁を決めている。
注目度B:山口謙作投手
172cmの左腕投手。137キロのストレートをインコースに投げ、スライダー、チェンジアップ、スプリットなど多彩な変化球を織り交ぜる。昨秋は55回を投げて55奪三振と三振も奪える投手。
注目度C:飛鳥井洸二塁手
170cmの二塁手だが、北信越大会の星稜戦で2打席連続ホームランを放つなど一発を持つ。監督も「自分で分析して動ける選手」と高く評価する。
注目度C:梅香拓海外野手
176cmでライトを守る。遠投110mの強肩と50m6.0秒の足があり、昨秋は4盗塁を記録した。打撃を更に磨きたい。
注目度C:土岐栞太外野手
遠投100mの肩に50m6.1秒の足があり、内野ならどこでも守れる選手がある。
注目度C:堀内琢斗投手
控えの投手、最速141キロを記録し、2種類のスライダーなどを投げる。制球を磨いて背番号1を狙いたい。
注目度C:松村龍我投手
182cmの本格派右腕。最速は136キロでまだ制球に課題がある。まずは140キロの球を試合で投げられるようになりたい。
注目度C:上島永太外野手
164cmと小柄だが遠投110mの強肩外野手。秋は控えだったが、練習試合では7盗塁を決めるなど足も使える。
注目度C:杉浦琉生一塁手
182cm83kgと体に恵まれた選手。4番を打つがフルスイングからの長打ではなく、安打を積み重ね、四球を選べる選手。
チーム
投手はエースの山口投手が力のある左腕でエースとして中心となる。エース以上の球速を投げる堀内投手、182cm右腕の松村投手は制球が課題で失点が多い。2年生の高梨投手も左の控えだがこちらも制球力が課題。
攻撃は1番に高校通算24本塁打の笹原選手、3番に驚異的な打率を残した柳沢選手がおり、相手にとって非常に怖い上位打線。4番の杉浦選手もしっかりとつなぐマシンガン打線。下位打線も足の使える選手がそろい、飛鳥井選手、梅香選手など強い打球のヒットを打てる選手もいる。
守備もショート・柳沢選手とセンター・笹原選手が中心でこの二人はプロも注目する。控えにも俊足、強肩の選手が内外野におり、レギュラー争いをしている。
投手は4点前後に抑え、打線が10点、悪くても5点を奪ってくる力がある。投手が失点をどこまで抑えられるかが勝利のカギとなりそうだ。
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