慶応大・153キロ右腕はANAパイロット、東京六大学出身選手は各社会人チームへ

大学野球ドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

慶応大で153キロの速球を投げ、ドラフト候補として注目された高橋亮吾投手は、ANAへ進みパイロットの道に進む。抜群のコントロールを見せたリリーバーの石井雄也選手も丸紅で商社マンとなる。

それぞれの道へ

高橋亮吾投手は最速153キロの速球を投げ、東京六大学では主にリリーフとして42試合に登板し、リーグ通算6勝4敗、防御率2.59の成績を残し、3度のリーグ制覇委に貢献をした。高橋投手は「もともと野球継続の希望はなかった」と話し、3年秋に進路を検討し、今年4月にはパイロットになる進路を明らかにしていた。東北楽天にドラフト3位で指名された津留崎大成投手と同じかそれ以上の評価で、プロ志望をしていれば同じくらいの順位で指名された可能性もある。

また、慶応大では145キロの速球を正確なコントロールで投げた石井雄也選手も、丸紅に進み商社マンとなる。リリーフとして登板し、インコースにズバリと投げ込む球は見事だった。

既に東京六大学でプレーした選手の進路を紹介しているが、この他では、個人的に注目していた選手はプロ野球に進むか、今後も野球を継続していく。慶応大の左腕・高橋佑樹投手は東京ガスに進み、早稲田大の加藤雅樹選手と同じチームでプレーする事になる。また明治大の北本一樹選手も東京ガスでチームメイトになる。

早稲田大の大型遊撃手の檜村篤史選手もHondaでプレーし、法政大の朝山広憲投手、立教大の藤野隼大捕手と同じチームに、中京大中京出身の慶大の中村健人選手はトヨタ自動車に進み、地元に戻る事になる。同じく中京大中京出身の法政大・伊藤寛士選手はJR東海に進み、再びライバル関係となる。

早稲田大の小藤翼捕手は高校時に注目され、大学では4年時に力を見せてきた。JR東日本に進むという事で社会人で見る機会も多いだろうが、明治大の西野真也捕手もJR東日本に進みポジションを争う事になる。静岡高出身の法政大・安本竜二選手はJX-ENEOSに進み、同校出身で明治大の内山竣選手はHonda鈴鹿に進む。

その他、立教大のWエースだった手塚周選手はSUBARU、田中誠也投手は大阪ガスに進み、関東と関西から都市対抗での対戦を期待したい。法政大の船曳海選手は日本新薬に進み、明治大の添田真海選手は日本通運、和田慎吾選手は三菱日立パワーシステムズに進む。

慶応大4年生の進路(2019)
法政大4年生の進路(2019)
早稲田大4年生の進路(2019)
立教大4年生の進路(2019)
明治大4年生の進路(2019)
東京大4年生の進路(2019)

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