北海道の高校野球で活躍した白樺学園のエース・半沢理玖投手と、北照の主将・手代森琉輝選手が駒沢大でチームメイトになる。
合格
白樺学園の半沢理玖投手は、188cmの長身から143キロのストレートを投げるが、鋭い変化球と制球力を武器にする投手で、今夏は北北海道大会で旭川志峯やクラーク国際に勝利し甲子園に出場した。
甲子園では初戦の創成館戦で先発し、7回1/3を投げて5安打6奪三振1失点の好投を見せたが、試合は0−1で完封負けし初戦で敗退した。その後、プロ志望届を提出したもののドラフト会議で指名はなかった。
社会人野球のチームから誘いも受けたが、「東都に行きたい気持ちがずっとあった。」と話し、駒沢大を受験して合格した。「プロがダメだったので、4年後に行けるように体作りからやっていきたい。150キロ以上を投げて、ドラフト1位でプロに行けるような選手になる」と話す。188cmから150キロの速球を投げる投手となれば、4年後はドラフト1位候補として注目される事になるだろう。
また、北照の外野手で主将の手代森琉輝選手も駒沢大に合格した。高校通算25本塁打を放つスラッガーで、中日にドラフト5位で指名された高橋幸佑投手などと共に甲子園出場を目指したが大舞台に立つことはできなかった。
8月に駒大の練習に参加すると、駒大苫小牧で日本一となった駒大の香田監督や林コーチと対面し、「期待している」と激励を受けたという「香田さんがいるのも進学の決め手の一つ。優しさの中にも厳しさがあるのが練習で伝わってきた。」と話し、「駒沢大学という高いレベルの中で野球をやれるのは幸せ。レギュラーを勝ち取れるように毎日頑張っていきたい」と話し、まずはレギュラー獲得を目指す。
北海道で活躍した高校生が、北海道初の甲子園制覇をした香田監督の元で成長し、駒大の黄金時代を再び作り上げたい。
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