横浜高、関東大会進出ならずも及川雅貴投手が復活気配、千葉ロッテが評価

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春季高校野球神奈川大会では、準決勝で桐光学園と横浜が対戦し、横浜は逆転で敗れて関東大会出場はならなかった。しかし、及川雅貴投手の登板には千葉ロッテのスカウトも復活を認めていた。

最速135キロも

横浜は先発の木下幹也投手が背番号1をつけ、この日の桐光学園戦でも6回まで無失点に抑える投球を見せた。しかし7回に突然崩れて逆転を許すと、背番号10を背負った153キロ左腕・及川雅貴投手が登板をした。

及川投手は2者連続三振でその後の得点を許さなかったが、8回に連続四球からダメ押しとなる1点を与えてしまう。しかし2回を1安打4奪三振の投球を見せ、「自分のいい感覚では投げられた」と笑顔も見せた。平田監督も「光が見えたんじゃないかな」と話した。

視察した千葉ロッテの柳沼スカウトは「MAXは135キロだったけど、腕の振りがよくなった。足場も悪い中でよく投げた。緩急も使えてよかったと思います」と評価、復活の道のりはまだまだだが、徐々に良い方向に進んでいるようだ。

153キロの速球を投げる左腕で、高校1年、2年秋の県大会までの投球は非常に素晴らしく、ドラフト1位で獲得するに値する選手なのは間違いない。ただし、やや長引いている不調をしっかりと立て直し、少なくとも制球に苦しまなかった1年のころのピッチングができるようになってほしい。不調から自分で立ち直る事もプロでやっていく上で重要であり、今は苦しんでいるものの、復活した時にはいろいろと得るものも大きいだろう。

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逆転を許した直後、7回無死走者なしでマウンドへ。2者連続三振を奪うなど3人で片付け、悪い流れを断ち切った。今春から実戦投入したチェンジアップに加え、緩いスライダーも交えたピッチング。視察したロッテ・柳沼スカウトは「MAXは135キロだったけど、(雨で)足場も悪い中でよく投げた。緩急も使えてよかったと思います」と評価した。

視察したロッテ・柳沼スカウトが「腕の振りがよくなった」と認めるように、高い評価は変わらない。「また夏に一桁を背負っていきたい」と及川。

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