西選手が本塁打王、奥川投手と韮澤選手がベストナイン

高校野球ドラフトニュース 2019年ドラフトニュース 侍ジャパン

U18ワールドカップは台湾の優勝で幕を閉じた。侍ジャパンからは西純矢投手が2本塁打でホームラン王となり、カナダ戦で7回18奪三振を記録した奥川恭伸投手が先発投手で、一塁でフル出場し10安打を記録した韮澤雄也選手がベストナインに輝いた。

奥川投手、上のステージでも

今大会ではスーパーラウンドの1試合・カナダ戦に先発し、7回を投げて18奪三振1失点と世界に衝撃を与える投球をした奥川恭伸投手が、先発のベストナインに選ばれた。「自分の投球を評価していただいてうれしい。上のステージでも選ばれるくらいの選手になりたい」と話した。

それでも、「1試合しか投げていないのに申し訳ない。他の投手は、自分よりもっと頑張ってくれていたので、うれしいけど申し訳ない気持ちもある」とも話し恐縮をしていた。

韮澤選手、びっくり

ファーストのベストナインに選ばれた韮澤雄也選手は、「びっくりしました。全然獲れるとは思っていなかった」と話し、「みんな早いピッチャーばかりの中、自分で考えてバッティングした結果が出てよかった。守備がダメな分もバッティングで、と思っていたので」」と木製バットを使った打撃に手ごたえを感じていた。

しかし、「今回、ショートを守れなかったのは悔しい。ずっとやってきたので、ショートで勝負したい」と話し、ショートを守ることが無かったことを悔しがった。ショートは熊田任洋選手、武岡龍世選手が守り、二人ともミスをしていたが、ファーストとして出場を続けていた韮澤選手は、最後のオーストラリア戦の終盤にセカンドに入った以外はファーストで起用された。

打撃も守備もまだ課題もあるが、今大会は木製バットを使った打撃でアピールができたのではないかと思う。プロ志望の意思が強く、ドラフト会議では4位戦後での指名が予想される。

西選手、投手で勝負

また、2本塁打を放ち、侍ジャパンU18初のホームラン王に輝いた西純矢投手は、打者についての思いを聞かれると、「そんな気持ちは全然ない」と話し、「次は投手としてタイトルを取れるような選手になりたい。」と話した。

将来像については、「前田健太さんのような投手になれるように頑張りたい」と話した。

2019年の侍ジャパンU18代表の戦いはこれで終わった。代表は9日に帰国して解散する。そしてそれぞれの道へと進んでいく。

侍ジャパンU18代表の進路(2019)

西純矢投手(3年=創志学園)は本塁打王(2本=タイ記録)に輝いた。「うれしいですけれど、次は投手としてタイトルを取れるような選手になりたい。打者への思い? そんな気持ちは全然ない」と投手一本を強調。「前田健太さんのような投手になれるように頑張りたい」と目標を掲げた。

 本来は遊撃の韮沢は不慣れな一塁で全8試合に出場。打率3割4分5厘、4打点の成績を残した。「練習してきたことができた。みんな速い投手だったけど、自分なりに考えてプレーできた」と、充実感を漂わせた。

1試合しか投げていないのに申し訳ない。他の投手は、自分よりもっと頑張ってくれていたので、うれしいけど申し訳ない気持ちもある」
この日行われた決勝戦を終盤だけ観戦。グラウンドに自分たちがいないこと、活躍しきれなかったことが悔しかった。

スーパーラウンドまでの成績で決まる「オールワールドチーム」。閉会式に臨んだ奥川は先発投手として選出され、「1試合しか投げていないのに申し訳ない。自分の投球が評価されたのはうれしいし、満足せずに上を目指したい」と喜んだ。

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