阪神、来年ドラフト1位に済美・安楽智大投手

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 来年は157km/h右腕の済美・安楽智大投手がドラフトの目玉になるのは間違いない。その中で早くも阪神がドラフト1位候補にリストアップした。

甲子園のスターを重視

 スポーツ報知の記事によると阪神は、今年は大瀬良大地投手を指名し、その後も柿田裕太投手、そして岩貞祐太投手と即戦力投手を指名したが、基本的には「甲子園のスター」を指名する方針で、来年の候補・安楽智大投手について「肘は問題ないと聞いている。センバツには出られないだろうが、そのぶん体力強化ができるのではないか」と話し、安楽智大投手の1位指名を基本線にするとの事だ。

 安楽智大投手は愛媛大会で右肘を痛めて降板し、チームも敗れてセンバツ出場は絶望的となっている。ヒジの状態を危ぶむ声もあるが、順調に回復しているならばまずはひと安心だ。

豊作のドラフトでも筆頭候補

 来年のドラフトは夏の甲子園優勝、前橋育英の高橋光成投手や怪物スラッガー、横浜・高濱祐仁選手に智弁学園・岡本和真選手、それに早稲田大・有原航平投手、法大・石田健大投手、亜細亜大・山崎康晃投手と、現時点でドラフト1位候補が数多く上がる豊作の年といえる。しかしその中でも、高校生で157km/hを記録し、センバツ大会で準優勝し、18Uワールドカップではキューバから10奪三振で完封勝利を挙げ、メジャーリーグスカウトからはこの世代で世界NO1と評価を受ける安楽智大投手は「別格」といえる。

 センバツ出場が難しい安楽投手は来年4月から行われる春季愛媛大会からが実戦となるが、その前の初練習や練習試合解禁日から12球団のスカウトが押し寄せる事になるだろう。唯一の不安であるケガや登板過多による疲労の問題をチェックし、また冬の成長をチェックする事になる。

 今年は九州共立大・大瀬良を抽選くじで外し、即戦力左腕の横浜商大・岩貞を1位指名した。ただ、昨年は1位で藤浪(大阪桐蔭)、2位で北條(光星学院)を獲得したように球団は「甲子園のスター」を重視する基本方針があり、その中で評価が抜きんでているのが安楽だ。

 センバツ準Vで能力の高さを見せつけ今夏の愛媛県大会で自己最速の157キロをマーク。9月の秋季愛媛県大会で痛めた右肘は順調に回復している。打撃についても魅力だが、球団幹部は「肘は問題ないと聞いている。(来春の)センバツには出られないだろうが、そのぶん体力強化ができるのではないか」と、投手としての伸びしろに期待した。

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コメント

  1. いやいや、春江工の栗原捕手が抜けているでしょ?彼こそが次代の捕手の魁となるキャッチャーです。