富士大・多和田真三郎投手は今季リーグ戦登板せず、ドラフト直前オープン戦で復帰登板へ

多和田真三郎, 富士大

 今年のドラフト1位候補の一人、富士大の多和田真三郎投手が、今秋のリーグ戦に登板しないことが分かった。春に肩を痛めた影響がまだあり、来週から投球を再開する。ドラフト1位候補の評価がドラフト会議直前まで固まらない厳しい事態となりそうだ。

ドラフト1位候補右肩を痛める

 多和田真三郎投手は最速151キロの速球を投げる本格派投手で、富士大では大学1年時に明治神宮大会でノーヒットノーランを達成し、それ以来毎年のように全国大会で登板し好投を続けてきた。リーグ戦でも毎年のように成長を見せ、今年はドラフト1位指名候補として注目されている。

 今年春のリーグ戦でも6勝0敗と抜群の投球でチームを大学野球選手権に出場させた。しかしそこで異変が起こる。大学野球選手権の初戦、東農大北海道戦に多和田投手は登板せず、チームもその試合に敗れてしまう。肩を痛めての登板回避だったという。として今秋、故障の状態が心配されたいたが、リーグ戦もすでに第3節までが終了しているがまだ登板をしていない。

 その多和田投手だが、来週にようやく投球練習を再開し10月24日から行われる明治時神宮大会東北地区代表決定戦での復帰を目指しているという。今年のドラフト会議は10月22日に行われるが、その後での復帰登板だという。その前のオープン戦で登板する予定で、ドラフト前ではその試合が今秋唯一の登板という事になった。

 

ドラフト1位決定はドラフト直前か

 多和田投手はドラフト1位候補右腕として、多くの球団が注目している。多和田投手の状態によってドラフト1位指名選手を変えるチームもあるだろう。しかし登板がドラフト直前となり、獲得を狙う球団はドラフト直前までドラフト1位指名選手を決められなくなった。

 球団によっては事情により早めに決定したいところもあるとみられ、多和田投手の獲得をあきらめる球団も出てくるかもしれない。多和田投手の獲得を少しでも狙っているチームは、ドラフト1位指名選手はひとまず絞り込み、多和田投手の投球を見て最終判断をするという事になる。

 昨年のドラフト会議でも早稲田大・有原航平投手の状態で各球団とも揺れたが、今年のドラフト会議も最後まで分からない混沌とした状態となりそうだ。

 ただし多和田投手にとっても憧れのプロ入りに向けて非常に大切なシーズンだったが、4年間頑張ってきたものの最後に厳しいシーズンとなってしまった。多和田投手はリーグ戦終了後にプロ志望届を提出し、プロからの指名を待つ。

2015年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト

多和田登板見送り 日刊スポーツ紙面 2015/9/11

 


PAGE TOP