2017年夏の甲子園1回戦で登板した投手106人と、各チームのバッターをチェックし、番付を作成しました。
2017年高校生夏の甲子園ドラフト番付
投手 | 野手 | ||||
横綱 | 中村奨成 | 広陵 | 捕手 | ||
皆川喬涼 | 前橋育英 | 大関 | |||
川端健斗 | 秀岳館 | 関脇 | 西川愛也 | 花咲徳栄 | 外野手 |
徳山壮磨 | 大阪桐蔭 | 関脇 | |||
柿木蓮 | 大阪桐蔭2年 | 小結 | 増田珠 | 横浜 | 外野手 |
阪口皓亮 | 北海 | 小結 | 伊藤康祐 | 中京大中京 | 外野手 |
及川雅貴 | 横浜1年 | 小結 | 野村佑希 | 花咲徳英 | 一塁手 |
根岸崇裕 | 前橋育英 | 前頭1 | 植田拓 | 盛岡大付 | 外野手 |
山下輝 | 木更津総合 | 前頭2 | 鈴木萌斗 | 作新学院 | 外野手 |
綱脇慧 | 花咲徳栄 | 前頭3 | 川村啓真 | 日本文理 | 外野手 |
清水達也 | 花咲徳栄 | 前頭4 | 丸山和郁 | 前橋育英 | 外野手 |
磯村峻平 | 中京大中京 | 前頭5 | 西浦颯大 | 明徳義塾 | 外野手 |
松本健吾 | 東海大菅生 | 前頭6 | 根尾昂 | 大阪桐蔭2年 | 外野手 |
平松竜也 | 盛岡大付 | 前頭7 | 堀田將人 | 滝川西 | 内野手 |
伏見拓真 | 高岡商 | 前頭8 | 片山昂星 | 東海大菅生2年 | 外野手 |
平元銀次郎 | 広陵 | 前頭9 | 藤原恭大 | 大阪桐蔭2年 | 外野手 |
修行恵大 | 大垣日大2年 | 前頭10 | 比嘉賢伸 | 盛岡大付 | 遊撃手 |
山田龍聖 | 高岡商2年 | 前頭11 | 内藤圭史 | 大垣日大1年 | 外野手 |
森悠祐 | 広陵2年 | 前頭12 | 西巻賢二 | 仙台育英 | 遊撃手 |
北山亘基 | 京都成章 | 前頭13 | 鵜飼航丞 | 中京大中京 | 一塁手 |
市川悠太 | 明徳義塾2年 | 前頭14 | 舟生大地 | 日大山形 | 捕手 |
宮城大弥 | 興南1年 | 前頭15 | 林晃汰 | 智弁和歌山2年 | 三塁手 |
杉本幸基 | 大垣日大2年 | 十両 | 太刀岡蓮 | 花咲徳栄 | 中堅手 |
万波中正 | 横浜2年 | 十両 | 瀬川航騎 | 聖光学院 | 遊撃手 |
鈴木裕太 | 日本文理2年 | 十両 | 万波中正 | 横浜2年 | 外野手 |
岡野佑大 | 神戸国際大付 | 十両 | 野口智哉 | 鳴門渦潮 | 遊撃手 |
戸郷翔征 | 聖心ウルスラ2年 | 十両 | 山田利輝 | 仙台育英 | 三塁手 |
長谷川拓帆 | 仙台育英 | 十両 | 峯村貴希 | 木更津総合 | 遊撃手 |
垣越建伸 | 山梨学院2年 | 十両 | 神野太樹 | 天理 | 外野手 |
伊藤稜 | 中京大中京 | 十両 | 亀岡京平 | 済美 | 三塁手 |
佐藤圭悟 | 三本松 | 十両 | 沢井 廉 | 中京大中京2年 | 外野手 |
斎藤郁也 | 聖光学院 | 十両 | 木本凌雅 | 秀岳館 | 一塁手 |
田浦文丸 | 秀岳館 | 十両 | 蔵野真隆 | 智弁和歌山 | 捕手 |
市川睦 | 二松学舎大付 | 十両 | 浜田太貴 | 明豊2年 | 外野手 |
高島泰都 | 滝川西 | 十両 | 小玉佳吾 | 東海大菅生 | 二塁手 |
小松章浩 | おかやま山陽 | 十両 | 福井章吾 | 大阪桐蔭 | 捕手 |
板川圭矢 | 横浜2年 | 十両 | 谷合悠斗 | 明徳義塾2年 | 外野手 |
浦野海斗 | 中京大中京2年 | 十両 | 福永奨 | 横浜 | 捕手 |
平田龍輝 | 智弁和歌山2年 | 十両 | 山田健太 | 大阪桐蔭2年 | 三塁手 |
戸田懐生 | 東海大菅生2年 | 十両 | 豊久雄友 | 鳴門渦潮 | 中堅手 |
青柳真珠 | 松商学園 | 十両 | 川村友斗 | 北海 | 一塁手 |
直江大輔 | 松商学園2年 | 十両 | 永井敦士 | 二松学舎大付 | 外野手 |
野口智哉 | 鳴門渦潮 | 十両 | 中沢樹希也 | 青森山田2年 | 外野手 |
投手の評価
大会NO.1は大関になった、前橋育英・皆川投手。149キロの速球に、常時140キロ中盤の球が低めに投げられ、変化球、コントロールの不安もなく、プロ野球選手の投球に近かった。
関脇には川端投手と徳山投手、共に強いストレートと変化球を織り交ぜる1ランク上のピッチングを披露、完成度が非常に高い投球だった。
小結には力のある球を投げ将来を期待したい3人を入れた。柿木投手、阪口投手はまだ実績が足りないが140キロ後半の勢いのある球を投げる投手、及川投手はストレートの伸びと変化球、制球力があり、あとは球速を増したい。
根岸投手は力のある重い速球があり、山下投手も球速もあり力がある。綱脇投手はバランスの良いフォームで角度のある球を投げ今後が期待できる。磯村投手、松本投手、平松投手、平元投手、北山投手、岡野投手は実力と共に実績もある選手。もう一皮むければプロに近い。
高岡商の伏見投手は投球数は少なかったがエグイ球を投げる。修行投手、山田投手、森投手、宮城投手、市川投手、杉本投手は球速もありフォームのバランスも良く楽しみ。万波投手、鈴木投手、戸郷投手も将来が非常に楽しみ。
今年は継投が多く1回戦で106人の投手が登板した。昨年は1回戦では95人だった。
野手の評価
横綱に広陵の中村捕手、今大会で最も評価を高め、ドラフト1位競合クラスまでになった。ここまで大会4本塁打の打撃に肩や足でも思う存分能力を発揮している。谷繁選手以来の高校生捕手の逸材と言われ、文句なしだろう。
関脇に花咲徳栄の西川選手、独特のバッティングは天才的で、スイングも鋭く広角に打てる。また3ベースヒットでの足のスピードも見事で、センター前のヒットでもセンターが球をはじくと快足を飛ばしセカンドまで進んだ。
小結には増田選手、伊藤選手、野村選手。増田選手と伊藤選手は、もっと試合が続けば、中村選手くらいに話題になったかもしれない。1回戦で敗れたものの、増田選手は足を見せ、伊藤選手はホームランを見せた。野村選手はホームランも記録し3試合連続3安打以上を記録と能力抜群。
植田選手は調子は良くなさそうだったが、足でヒットを稼ぎ、だんだん調子を上げて2打席連続弾を見せた。詰まってもスタンドまで運ぶパワー◎。鈴木萌斗選手も早くに姿を消してしまったが、逆方向へのヒットは見事。日本文理の川村選手は初打席のホームランが素晴らしかった。スイングスピードもあり打席での姿もいい。
その他、丸山選手の足、西巻選手の守備はNO.1か。外野守備では花咲徳栄の太刀岡選手の守備範囲の広さが素晴らしかった。内野手の候補は少なかったが、滝川西の堀田選手は素晴らしい選手で、盛岡大付の比嘉選手、聖光学院・瀬川選手、鳴門渦潮・野口選手、木更津総合の峯村選手も素晴らしい選手。
2年生で注目された選手は多かったが、センスでは大阪桐蔭の根尾選手が筆頭か。東海大菅生の片山選手は、大阪桐蔭の藤原選手クラスに注目されるかもしれない。智弁和歌山の林選手、横浜の万波選手、中京大中京の沢井選手、明豊の浜田選手、明徳の谷合選手、青森山田の中沢選手、そして1年生では大垣日大の内藤選手に期待したい。
コメント
伏見の過大評価の理由は何?あなた富山県民ですか?