佐野日大・田嶋大樹投手が3回5奪三振、10球団スカウト視察

高校野球ドラフトニュース 2014年ドラフトニュース

 春季高校野球関東大会の2日目に佐野日大が登場、センバツで注目を集めた左腕の田嶋大樹投手が2番手として7回から登板し、3回1失点5奪三振とまずまずのピッチングを見せた。この試合には10球団のスカウトが視察した。

センバツ後、初実践

 この日の登板はセンバツ大会の準決勝以来の実践マウンドとなり、「なんか違うな」という感覚があったという田島投手、初球の真ん中のストレートを投げいきなり2ベースヒットを浴びてしまう。3回を投げて3四死球と抜け球も目立ち、1安打を許して1点を許した。

 それでもまだ本調子でないながらもストレートの最速は144km/hを記録し、ピンチの場面で狙って三振を奪うなど5奪三振と実力は本物で、センバツで自信を付けたと感じるように、堂々としたピッチングを見せていた。

 

10球団スカウト視察

 この日は久々の実戦登板が予想される事から、多くのプロのスカウトが訪れた。特にコメント等は無く、田島投手も今大会は肩慣らしといった感じで、スカウトもセンバツ後の状態を確認する程度だろう。

 しかし7月の夏の栃木大会には、田島投手もスカウトも本気のまなざしで向き合う事になる。その頃には高校生選手の絞り込みも行われ、田島投手の上位指名のコメントも見られるようになるだろう。

 

 高校NO1左腕は健在だ。4点リードの7回。田嶋は4強入りしたセンバツ以来となるゲームのマウンドに上がった。「やっと来たか、という感じで楽しみにしていました」。3イニングを1安打1失点、5奪三振の再始動だった。

 先頭打者への初球をいきなり右中間へ二塁打され、無死一、三塁から右犠飛で1点を失った。「なんか違うな」と約1か月半ぶりの実戦に戸惑ったが、それでも自己最速まで1キロに迫る144キロをマーク。抜け球は多く3四球を与えたが、集まった10球団のスカウト陣をうなずかせる球威だった。

 佐野日大はエース左腕・田嶋が7回から登板し、3イニングを1失点に抑えた。センバツでは4試合連続完投。大会後は実戦登板を控えていたため「久しぶりだったので何か(感覚が)違った」と3四球を許すなど、制球に苦しんだ。それでも10球団のスカウトが見守る中で、最速144キロの直球とスライダーを中心に5奪三振。

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