滋賀学園・岩井天史選手が3安打1打点、4球団視察し巨人2人態勢で絶賛「追いかけたい」

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滋賀学園の大型遊撃手・岩井天史選手が3安打1打点の活躍を見せ、視察した巨人のスカウトが絶賛している。

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184cm遊撃手

今年注目される大型遊撃手の一人、滋賀学園の岩井天史選手がこの日、春季高校野球滋賀大会準決勝の綾羽戦に3番ショートで出場すると、初回1アウト2塁の場面でライナーでライトフェンスに直撃する先制の2ベースヒットを放った。

その後も3回は先頭打者でセンター前ヒット、4回1アウト2塁の場面でもレフト前にヒットを打ち、4打数3安打1打点、広角にヒットを打ち分けた。 「今年はいい投手から打つことをテーマにしている。綾羽には好投手がたくさんいるので、そのような投手から打てて良かったです」と話した。

岩井選手は184cm72kgの身長の高い遊撃手で、高校通算5本塁打を打ち、「基本的には変化球を待っています。直球はファウルにして、変化球を捉える」という打撃技術でヒットを打ち分ける選手。

この日は4球団のスカウトが視察し、巨人は榑松スカウト次長など2人態勢で視察をしたが、榑松氏は「体が大きく、スケール感がある。走攻守に高いレベルで走攻守三拍子がそろっている。とにかく動きがしなやかでかっこいい。」と絶賛し、「「夏に向けてワンランク上がるでしょうから、楽しみです。これからも追いかけたいと思います」とマークしていく事を明らかにした。

今年は高校生遊撃手として花咲徳栄の石塚裕惺選手、専大松戸の中山凱選手、桐光学園の森駿太選手、金沢の斎藤大翔選手と身長180cmを越す大型遊撃手が揃う。また大阪学院大高の今坂幸暉選手や愛工大名電の石見颯真選手なども素質の良い遊撃手で、明治大の宗山選手だけでなく、高校生遊撃手にも注目がつまりそうだ。

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 昨秋準優勝の滋賀学園が綾羽を6―4で破り、準々決勝に進んだ。
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