期待したい北信越の高校生ルーキーたち

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 キャンプをスタートさせる103人のルーキーたち、全員が期待したい選手だが、その中でも気になる選手を挙げてみる。

北信越の高校生たち

 昨年の高校野球は、特に北信越に注目された選手が多く、夏の甲子園でも敦賀気比と日本文理がベスト4に、他にも富山商が森田駿哉投手の活躍で、星稜も石川大会決勝の大逆転などで話題となった。そしてドラフト会議で多くの選手がプロ入りしている。

 北信越の同学年の高校生選手に火をつけたのは春江工の栗原陵矢選手だったかもしれない。2012年の秋季北信越大会で1年生ながら捕手で主軸を打ってチームを優勝に導き、センバツ出場を果たした。栗原選手は福岡ソフトバンクにドラフト2位で指名され、将来の正捕手を期待される。侍ジャパン18U代表でも3年生になって春・夏の甲子園に出場していないにもかかわらず主将となった人望もあり、捕手と言う事で時間はかかるかもしれないが期待したい選手だ。

 そして2013年の秋の北信越大会を制したのは日本文理、エースで4番の飯塚悟史選手が中心となったチームで、日本文理は2014年春の北信越大会、そして夏の甲子園でベスト4まで勝ち進んだ。飯塚投手は横浜DeNAにドラフト7位で指名された。合同自主トレでは中畑監督の目にも留るなど大きな体も含めて目立ってくると思う。

 夏の石川大会で大逆転で甲子園出場を決めた星稜、エースで主軸を打った岩下大輝選手は打撃でも注目されているが投手としてスタートをする。

 

他にも

 富山第一の190cm100kg超の幸山一大選手も注目された選手だった。抜群の飛距離と共に確実性も評価され、福岡ソフトバンクが育成ドラフトの1位で指名している。規格外のスラッガーとして支配下登録されて1軍でプレーする姿を見たい。

 埼玉西武のドラフト4位・玉村祐典投手も北信越の高校卒ルーキーだが、1年間のブランクがある。大学進学を決めていたものの事情により入学せずに、主に一人でトレーニングなどを続けていた。敦賀気比の練習を手伝って強力打線を相手に手も足も出ないピッチングをしたとも言われ、球速も149km/hまで伸ばしているという。

 キャンプでは1年ぶりにチームとしてプレーすることができる事に喜びを感じているようで、「昨年どこにも所属していなかった分、バント処理など投手と内野との連係を仕上げたい」と実戦部分の練習をしていく。

 

大学でも

 富山商で昨夏の甲子園でNO1左腕と評価された森田駿哉投手は法政大に入学する。法政大は昨年は春夏共に5位という結果で、監督も交代するというどん底の状態だが、富士大で実績のある若い青木監督のもとで復活を目指す。4年間投げ続けた石田健大投手が抜け、ポスト石田として森田投手は期待されている。

 また大学の実績ももちろんではあるが、やはり4年後のドラフト会議では1位の注目選手となっていてほしい。

 

2014年春季高校野球北信越大会の対戦カードと注目選手一覧 | ドラフト会議ホームページ2015 Draft home page

 

  ソフトバンクドラフト2位の栗原陵矢捕手は、プロ生活1年目のシーズンのテーマに「我慢」の2文字を掲げた。「もちろん1日でも早く1軍へ上がりたい気持ちはあるけど、まずは体を作ることが大事。しっかり、じっくりやっていきたい」と先を見据えている。

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