【高校野球】浦和学院の大型捕手・内藤蒼捕手と桐光学園の152キロ右腕・林晃成投手の対決に、日米32人のスカウトが視察

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3年ぶり16度目の夏の甲子園を目指す浦和学院高、その打撃と守備の中心選手で、プロ志望を表明しているドラフト候補・内藤蒼捕手(18)が7月1日、さいたま市の同校グラウンドで行われた桐光学園高との練習試合で「4番・捕手」として先発し、プロ注目の152キロ右腕・林晃成投手からも快音を響かせて4打数2安打1打点の活躍を見せた。この試合にはNPB11球団、MLB1球団の日米12球団から計32人のスカウトが集結し、ドラフト候補同士の対決をチェックした。

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最速152キロ右腕・林晃成投手から中前へ、初回の先制打

この日、桐光学園の先発マウンドに立ったのは、身長191センチの最速152キロ右腕・林晃成投手(3年)。将来性豊かな2人の対戦とあって、ネット裏には日米のスカウトが詰めかけた。

1回、1死三塁の場面で内藤捕手の第1打席で、林投手の投じた144キロの直球を、鋭く中前へはじき返し、三塁走者を迎え入れる先制の適時打となった。「最速が150キロ以上(の投手)の打席に立つのは初めて。真っすぐを狙って打ててよかった」。速球派を相手に、狙いを定めた一振りで結果を残した。

林投手が降板した後の9回、内藤捕手はこの日2本目の安打を放つ。「4打席目は、課題だったアウトコースを逆方向に長打(右中間二塁打)にできてよかった」と、持ち味の長打力も示した。高校通算11本塁打の右打者は、投げて打ってフル稼働で桐光学園を破り、夏の活躍を予感させる打撃を見せつけた。

強肩強打の大型捕手に、東北楽天・阪神が高評価

身長181センチの大型捕手は、守りでも地肩の強さに自信を持つ。スカウト陣は「強肩強打の捕手」と熱視線を送り、希少な大型捕手としての将来性に期待を寄せた。

東北楽天・愛敬スカウト部長:「肩がいいし、(打撃では)振りが強く楽しみ」

阪神・平塚スカウト:「夏、ずっと注目する選手」

浦和学院は昨年、“浦学のジャッジ”と称されたパワーヒッター・藤井健翔内野手がドラフト6位で巨人に入団している。同校が定期戦を続ける桐光学園とは、2013年に当時の松井裕樹投手(現パドレス)から18三振を喫し1安打完封を許した因縁もある。その好投手を擁したチームから適時打を放った内藤捕手が、大型捕手の系譜を継ぐ存在として支配下指名を手繰り寄せるアピールとなった。

「浦学の4番でキャッチャー」、結果で示す2023年以来の甲子園

内藤蒼捕手は長野・佐久市の出身。小学1年で軟式野球を始め、野沢中時代は小諸シニアで捕手兼外野手としてプレーした。浦和学院高に進み、2年秋から本格的に捕手を務める。憧れの選手には、捕手として巨人・山瀬、打撃では1年先輩にあたる巨人・藤井の名を挙げる。

埼玉大会は8日に開幕し、浦和学院は10日の2回戦から本庄東と対戦する。「相手が一番嫌がる選手になりたい。警戒されるとは思うが、浦学の4番でキャッチャーという姿を結果で示したい」と内藤捕手。名実ともにチームの大黒柱として、2023年夏以来の甲子園へと導く決意だ。

【内藤 蒼】 プロフィール

  • 氏名:内藤蒼(ないとう・そら)
  • 所属:浦和学院高校(3年)
  • 出身:長野県佐久市(小諸シニア→野沢中)
  • 生年月日:2008年4月26日(18歳)
  • ポジション:捕手
  • 投打:右投右打
  • 身長・体重:180cm、81kg
  • 主な特徴や実績:高校通算11本塁打を誇る強肩強打の大型捕手。50メートル6秒5、遠投110メートルと身体能力も高い。2年秋から捕手を務め、地肩の強さと振りの強い打撃でスカウト陣から高い評価を受ける。桐光学園との練習試合では最速152キロ右腕から先制適時打を放つなど4打数2安打1打点と躍動した。昨年巨人入りした先輩・藤井健翔に続く支配下指名を目指す。
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今秋ドラフト候補に挙がる浦和学院の身長181センチの大型捕手・内藤蒼(そら、3年)が4番打者として先発出場。4打数2安打と躍動した。
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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