11日から台湾・台中で開催されるワールドカレッジベースボールチャンピオンシップに臨む侍ジャパン大学日本代表が4日、神奈川県平塚市で社会人野球の名門・ENEOSと練習試合を行った。今秋ドラフト1位候補に挙がる青学大の右腕・鈴木泰成投手(4年)が先発し、自己最速を1キロ更新する155キロを計測。3回を1安打無失点4奪三振の快投で開幕投手の座を確実にした。
集結した日米スカウトの前、自己最速155キロで3回1安打無失点
大会開幕を控えた直前合宿は3日目を迎え、社会人野球の名門・ENEOSとの練習試合が組まれた。今秋ドラフト1位候補の鈴木泰成投手が、集結した日米スカウトが見守る中で先発のマウンドに上がった。
初回、最速155キロの直球で見逃し三振を奪うなど、最速となる球速を2度も記録し、完璧な立ち上がりを見せた。両親がスタンドで見守る中、予定の3回を32球、1安打無失点4奪三振。無四死球と自慢の制球力も際立ち、圧倒的なストレートに多彩な変化球を織り交ぜて相手打線をねじ伏せた。鈴木投手は「立ち上がり、チームとして、良いスタートが切れるように全力でいくと決めていた。良い結果になって良かった」(スポーツ報知)と充実の汗をぬぐった。試合そのものはチームが3―5で競り負けたものの、初の対外試合で世代ナンバー1右腕はその実力を存分に示した。
監督が「間違いなくエース」と絶賛、開幕投手に任命
社会人の強豪も成すすべのない投球、まさに完璧な投球内容に、大学日本代表の鈴木英之監督は「彼は間違いなく、この日本代表のエース。スピード、コントロール、変化球、フィールディング、どれをとっても高いレベルで欠点がない」と最大限の賛辞を贈った。さらに大会初戦のチャイニーズ・タイペイ戦に触れ、「開幕戦も投げてもらうつもりでいる」と、鈴木投手を開幕投手に任命した。
本戦ではメジャーの卵を相手に、日の丸のエースとしての働きが期待される。鈴木投手は「ここ最近で一番よかった」(デイリースポーツ)と手応えを口にした。世代ナンバー1の右腕が、確かな仕上がりを携えて世界の舞台へ挑む。
「リーグ戦は完投も考えながらだが、これだけ良い投手がそろっているなら、5回で良い。とにかく全力でいく」との指揮官の言葉通り、日の丸のエースが台湾の地で全力を尽くす。
【鈴木 泰成】 プロフィール
- 所属:青山学院大学(4年)
- 出身:東海大菅生高
- ポジション:投手
- 主な特徴や実績:最速155キロを誇る本格派右腕。キレのある直球に多彩な変化球を織り交ぜ、自慢の制球力で打者を封じる投球が持ち味。侍ジャパン大学日本代表ではENEOSとの練習試合で3回1安打無失点4奪三振の快投を披露し、鈴木英之監督から「間違いなくエース」と評されて開幕投手に任命された。今秋ドラフトでも1位候補に挙がる世代ナンバー1右腕として、世界大会での活躍とプロ入りへ期待がかかる。










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