全国高校野球選手権京都大会が4日、わかさスタジアム京都で開幕し、昨夏準優勝の鳥羽高が西城陽高を8―4で下して開幕戦を制した。最速143キロ、高校通算6本塁打を誇る二刀流エースの正村翔太投手(3年)は「1番・投手兼DH」で先発出場し、打っては初回先頭に左越え二塁打を放って一挙6得点の口火を切り、投げても6回3失点と先発の役割を果たした。
初回に飛び出した二塁打、投げては6回3失点
正村翔太選手は、投手として初回2死満塁のピンチをまず切り抜けると、その裏すぐに打席へ向かった。先頭で迎えた場面で左越えへ二塁打を放ち、「持ち味が生かせた」(スポーツ報知)と話す。この一打が打線に火をつけ、鳥羽高は初回に一挙6得点の猛攻を呼び込んだ。8回にも右前打を放ち、この日は4打数2安打1四球と、上位打線でチームを引っ張った。
マウンドでは最速141キロを計測した直球で押し込み、6回8安打8奪三振3失点と力投した。三者凡退に抑えたのは2回の1イニングだけで、「制球が難しく、修正しきれなかった」(スポーツ報知)と本調子とはいかなかったが、そのぶんをバットでカバーし、投打の両面でチームに貢献した。
二刀流で伝統のチームを勝利に
2年から投手に専念してきた。今春はDH制の導入を受けてトップバッターに挑戦し、DH制の導入により二刀流としてプレーする事ができるようになった。
正村選手は「投げて打つのが一番いい選手だと思う。初回から自分が打って抑えようと思っていました」と、二刀流にかける思いを語った。最速143キロの直球と長打力を兼ね備えた投打の二刀流ぶりは、大谷ばりの活躍と呼ぶにふさわしいものだった。
これまで1番で打線をリードしていた重久善健主将(3年)を3番に置いたことで、攻撃力も一段と増した。
「京都で一番長い夏に」、聖地へエースの誓い
背番号1を背負った昨夏は、京都国際高との決勝でサヨナラ負けを喫している。2015年夏以来となる甲子園出場へ、正村投手は「今年の最後は、自分が9回まで投げてチームを勝たせる。京都で一番長い夏にします」と力強く誓った。
【正村 翔太】 プロフィール
- 氏名: 正村翔太(まさむら・しょうた)
- 所属: 鳥羽高校(3年)
- 出身: 京都市(下京JUクラブ→下京中→嵯峨野ボーイズ)
- ポジション: 投手
- 投打: 右投右打
- 身長・体重: 177cm、80kg
- 主な特徴や実績: 2008年9月1日生まれの17歳。最速143キロの直球と高校通算6本塁打の長打力を兼ね備えた投打二刀流の右腕。1年秋から背番号5でベンチ入りし、2年春からエースナンバーを背負う。この夏の京都大会開幕戦では「1番・投手兼DH」として先頭打者二塁打で6得点を演出し、投げても6回3失点と力投した。50メートル走6秒3、遠投110メートル。2015年夏以来となる聖地出場を目指す。











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