啓新の152キロ右腕・牧丈一郎投手が4回無安打5奪三振リリーフ、広島が注目

高校野球福井大会では、高校最速152キロの速球を投げる啓新・牧丈一郎投手がリリーフで登板した。

初戦となるこの日の大野高戦は接戦となった。4回に味方が先制を許すと、同点に追いついた5回にも勝ち越し点を許した。5回裏に2点を奪い、３－２とリードすると、6回から、エース・牧丈一郎投手がマウンドに上った。

牧投手はこの日、「調子はまあまあ。点数は７０点くらい」と話したが、最速は148キロを記録し、4回を投げてノーヒットで5奪三振、無失点に抑えた。チームも6回裏に2点を奪い５－２で勝利をした。

厳しい戦いになったが、牧投手のリリーフでチームに安心感をもたらし、初戦を突破した。

この日は、広島の白武スカウト部長が視察、「初めて見たけどいい球を投げているね」と評価をしている。福井では優勝候補の福井工大福井が初戦で敦賀気比に敗退した。152キロ右腕が甲子園でその姿を見せられるか、注目したい。

広島の白武佳久スカウト部長は「初めて見たけどいい球を投げているね」と評価した。