横浜DeNAのドラフト3位ルーキー・倉本寿彦選手の評価が高まっている。この日のフリー打撃では東野峻投手と対戦し、バックスクリーン弾など2本のホームランを放った。
社会人2年目で打撃開花
倉本寿彦選手は創価大時代は守備力を評価されており、日本新薬に進んでも1年目は守備で戦力とされていた。しかし2年目を迎える1月にチームの臨時コーチとして門田博光氏が訪れると、それまで確実性を狙ってすり足で打っていたフォームを一本足打法に変え、体の回転でバットが振り抜けるようになった。
1年目には1本しか出ていなかったホームランが、2年目になると秋に2試合連続ホームランを放つなど7本のホームランを放った。また侍ジャパン社会人代表でもホームランを放ち、主軸打者に生まれ変わっていた。
他球団スコアラーも驚き
それでもドラフト時には守備の評価や話題が多く、守備力を評価された横浜DeNAがドラフト3位で指名した。しかし、キャンプに入ると打席で注目されるようになり、この日は昨年は戦力外となったものの、巨人のエース格として登板もしていた東野峻投手と対戦し、右中間とバックスクリーンにホームランを放った。
この打撃を見て広島の情報課・田中彰氏は「驚いた。なんで3位まで残っていたかという選手。」と話し、「スイングの軌道が筒香に近い。柔らかさと力強さを兼ね備えている」と評価した。また中日の鈴木義広スコアラーも「イメージと違った。打球が飛ぶし、内角も巨人の坂本みたいにさばく」と話し、守備は良いが打撃はアベレージタイプという評価から、主軸も打てる選手へと印象を変えた。
守備力も大学時代の評価から変わらず高い。2012年のドラフト1位・白崎浩之選手とポジション争いをするが、ショートのポジションを奪うかもしれない。期待は高まる。
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007には強烈なインパクトを与えた。広島の球団部情報課・田中彰氏は「驚いた。なんで3位まで残っていたかという選手。スイングの軌道が筒香に近い。柔らかさと力強さを兼ね備えている」と感嘆すれば、中日・鈴木義広スコアラーも「イメージと違った。打球が飛ぶし、内角も巨人の坂本みたいにさばく」と分析。両氏は「3割、30本塁打を狙える素材」と口をそろえた。
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