専修大・渡辺和也選手、中央大・松田進選手がホームラン、チームに勝利もたらす

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 東都大学リーグでは、専修大vs駒澤大、中央大vs拓殖大の試合が行われ、専修大・渡辺和哉選手、中央大・松田進選手がホームランを放ち、チームに勝利をもたらした。

入れ替え戦で3試合連続

 専修大の渡辺和哉選手は文星芸大付出身で、3年春の関東大会で3本塁打を打つなど強打の捕手として注目された。大学に進むと右肩を手術して1年時はリハビリに専念したが、2年生で復帰すると春の1部リーグ国学院大戦で満塁ホームランを放つ活躍を見せた。

 チームは再び2部に転落し、昨年秋の2部リーグ戦では打率.154と低迷していたが、青山学院大との入れ替え戦では初戦に決勝のホームランを放つと、2戦目は同点に追いつく貴重なホームラン、3戦目も決勝の2ランホームランを放ち、3試合連続で貴重なホームランを放ってチームを1部に昇格させた。

 今シーズンはホームランは0本だったものの12打数4安打と調子はまずまずだったが、「1発狙いしていた部分はあった」とホームランを狙いすぎていたことを反省し、センター返しを心がけてこの日の試合に臨むと、2回にレフトスタンドに2ランホームランを放つと、10回にはサヨナラのタイムリーヒットを放った。

 この日は5番DHでの出場だった。本来は捕手だったが右肩を手術したという事もあり、プロとしても指名をするのは難しい選手かもしれない。しかし、昨年の入れ替え戦やこの日の勝負強さはただ者ではない感じがする。

 

大型遊撃手

 また中央大は7番遊撃手で出場した松田進選手が4回に2ランホームランを放って先制、これが決勝点となり5-1で勝利した。松田選手は187cmの大型遊撃手で国学院久我山時代は川口貴都投手(明治大)と共にプロから注目され、2011年のセンバツ大会で甲子園でプレーをした。

 大学でも期待の大型遊撃手で、昨年秋は打率.304、駒大の今永昇太投手からホームランを放つなど活躍し、遊撃手でベストナインに選ばれた。そして今季もここまで打率.429と好調で、この日のホームランもあり大型遊撃手が成長を見せているように見える。

 3年生で来年のドラフト候補となる。まずは守備でどんなプレーを見せるのか注目してゆきたい。

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 専大5番・渡辺が4-4の延長十回一死一、二塁で、右中間を破るサヨナラ打。二回の先制1号2ランを含む4打数3安打3打点で「(4連勝中に)一発を狙って大振りになっていたので、コンパクトに、と意識した」と笑顔。

 米国で生まれ、2歳で帰国。父の仕事の関係でシンガポールでもプレーした異色の経歴を持ち、国学院久我山2年春にはセンバツに出場。昨秋は駒大のドラフト候補・今永からソロを放ちベストナインも獲得した有望株だ。「自分が引っ張っていきたい」と勝ち点奪取に気合を入れた。

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