ドラフト会議で指名漏れとなった仙台大の松本桃太郎投手はこの日、明治神宮大会東北地区代表決定戦に出場し初回にヒットを放った。
涙流す
仙台六大学リーグ記録となる120安打を放ち、ドラフト前にはいくつかの球団から指名候補として名前が挙がっており指名確実とみらえていたが、名前を呼ばれる事はなかった。
その夜に松本選手はチームメイトから「お前なら絶対、2年後プロにいけるから、まず神宮にいこう」慰めの言葉をかけられると、うれしくて涙が出た。部屋で布団に潜り込み、嬉しさと悔しさで泣いたという。
そして迎えたこの日の試合、対戦相手は青森大戦、松本選手は初回に2アウトの場面でしぶとくセンター前に弾き返すヒットで出塁すると、そこから打線が続いて2点を奪った。試合が2-1で勝利、突破口を開いた松本選手のヒットが勝利に結びついた。
今日は富士大と対戦し勝利すれば明治神宮大会出場が決まる。松本選手は「社会人で2年間しっかりやって、次は上位で指名される選手になりたい」と話した。ホンダ鈴鹿に進む。
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森本吉謙監督(42)からも「見返してやろうぜ。日本一になって、日本一のスラッガーになれ」と激励された。「社会人(ホンダ鈴鹿)で2年間しっかりやって、次は上位で指名される選手になりたい」。
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