京産大・北山亘基投手が巨人・阪神が視察、巨人スカウト「試合作ってる」

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京都産業大の153キロ右腕・北山亘基投手が、龍谷大3回戦で先発して7回2失点と好投したものの、勝利はつかなかった。この日は巨人と阪神のスカウトが視察している。

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キレで抑えるタイプ

北山亘基投手はこの日、最速148キロの速球とフォークボールで7回で9つの三振を奪った。6回まで味方の4エラーで足を引っ張られながら無失点に抑えたものの、7回に1アウト1,2塁のピンチを背負い、長打を浴びて2失点した。

それでも、7回5安打9奪三振2失点と試合を作った。「中1日で疲労もあったなか、いい脱力感で投球できた。コース、低めにある程度、丁寧に。低めに伸びのある球を意識して、今日はファウルも結構取れた」と話した。試合は2-2の同点で迎えた9回にサヨナラ負けとなった。

この日は阪神、巨人のスカウトが視察し、巨人の渡辺スカウトは「もともと、球にキレがある。キレで抑えるタイプ。その点はプロにいてもおかしくないレベル。なかなか勝ちが付かないけど、ゲームを作れてると思う」と話し、投球の内容を評価した。

これで今季は4試合に登板をしているが未勝利に終わっている。「自分の進路が決まる大事な日ですが、いまはリーグ戦に勝つことが一番、キャプテンとしてエースとして大事。いまはそこだけ。集中して頑張りたい」と話した。

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視察した巨人渡辺スカウトは「もともと、球にキレがある。キレで抑えるタイプ。試合をしっかり作っている」と評価した。10月11日のドラフト会議が刻一刻と迫るが、北山は気を引き締める。「自分の進路が決まる大事な日ですが、いまはリーグ戦に勝つことが一番、キャプテンとしてエースとして大事。いまはそこだけ。集中して、頑張りたい」と気合を込めた。

新型コロナウイルスの影響で7月上旬から約1か月半練習ができなかったが、急ピッチで状態を上げている。この日の最速は148キロだったが、視察した巨人・渡辺スカウトは「速さに頼るタイプではなく、キレが良い。その点はプロにいてもおかしくないレベル」と評価。北山自身も「持ち味は出るようになってきた」とうなずいた。

この日は、阪神と巨人が視察。巨人の渡辺スカウトは「球質がよくてキレで抑えるタイプ。なかなか勝ちが付かないけど、ゲームを作れてると思う」と評価した。

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