中日はドラフト2位で指名した東北福祉大の佐藤優投手と、契約金7000万円、年俸1000万円で仮契約を交わした。先発もできる投手だが、森ヘッドコーチは「リリーフとして考えている」と明言していた。
東北の大学出身投手をライバルに
佐藤投手は187cmの身体から最速151キロの速球を投げる。古川学園から東北福祉大に進みプレーをしてきたが、リーグ戦では先発でチームでは1年後輩の城間竜兵投手などと1戦目の先発を争っていた。リーグ戦では安定感を見せるものの、昨年と今年は大学選手権は仙台大に阻まれ、明治神宮大会も富士大に阻まれて出場できなかった。
それでも中日は素質を高く評価してドラフト2位で指名、仙台大の熊原健人投手や富士大の多和田真三郎投手と同じ高い評価でプロ入りを果たした。
東北学院大の本田圭佑投手(埼玉西武ドラフト6位)も含め好投手が4年間戦った東北地区で、各エースがプロ入りしている。全国大会出場を阻まれた悔しさから「福祉大は強いと思わせる活躍を見せたい」とライバルへのリベンジを誓った。
森ヘッドコーチはドラフト終了後に、「リリーフとして考えている」とコメント、まずはセリーグ・横浜DeNAの熊原健人投手と投げ合い、そして西武の多和田真三郎投手、本田圭佑投手と投げ合いを見せたい。
コメント