春の思いを胸に、秀岳館、木更津総合、常総学院が甲子園練習

九鬼隆平, 早川隆久, 鈴木昭汰

この日の甲子園練習には16校が参加し、春に続いて甲子園に出場を決めた秀岳館、木更津総合、常総学院などが甲子園に還ってきた。

春の思いを胸に

秀岳館はセンバツでベスト4まで勝ち進んだものの、高松商に敗れ決勝進出はならなかった。そしてその後、熊本で発生した大地震もあり、多くの選手が実家に帰省するなどして春の九州大会では選手がそろわずに初戦で敗退をした。

しかし夏に選手がそろうと再び力を見せ熊本大会で優勝した。その大会では31盗塁を記録し、強打とともに足を使ったチームに生まれ変わった。センバツで敗れた高松商はこの甲子園には出場できなかった。リベンジの相手はいないものの九鬼隆平主将は、「日本一を目指す」と優勝を誓った。

その秀岳館に準々決勝で敗れたのは木更津総合、エースの早川隆久投手は8回まで無失点に抑える好投で1-0でリードしていたが、9回2アウト3塁の場面で投げたインコース低めのストレートがボールと判定され、その後に2失点して逆転サヨナラで敗れた。早川投手は「夏にリベンジするために戻ってきた。秀岳館に勝てる成長をしてきた。ぜひ当たりたい」と決意を口にした。

また常総学院の鈴木昭汰投手も熱い思いを口にする。関東の注目左腕として花咲徳栄・高橋昂也投手や早川投手とともに注目されたものの、初戦の鹿児島実戦で8回9安打4失点、チームの関係者やファンも「あんな鈴木は初めて見た」というほど状態の悪いピッチングだった。茨城大会ではプロ注目の146キロ右腕、明秀日立の細川成也投手の投げ合いを1-0の完封で制して何としても甲子園にという強い思いを感じさせるピッチングを見せた。

今春、そして昨春のセンバツで大阪桐蔭に敗れた試合のビデオを「合計で300回以上は見ています。」と話した鈴木投手、中学時代にU15代表のエースとして活躍し、高校でも1年時からエース格として投げてきた。この大会ではその時の右のエース格だった藤平尚真投手(横浜)も注目選手になっている。「横浜と対戦して藤平に負けないように投球したい」と話しドラフト1位候補となったライバルに照準を合わせた。

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被災により多くの寮生が大阪など実家への帰省を余儀なくされ、5月の九州大会では選手がそろわず初戦で敗れた。熊本大会で31盗塁をマークした機動力を武器に、九鬼主将は「日本一を目指す」と意気込んだ。

今春センバツの秀岳館との準々決勝。1―0の9回2死三塁でフルカウントから右打者の内角低めに投げた直球がボールと判定され、その後に逆転サヨナラ負け。当時の映像を週1回は見るようにし、制球力や常に冷静でいる精神面を磨いてきた。「夏にリベンジするために戻ってきた。秀岳館に勝てる成長をしてきた。ぜひ当たりたい」と闘志を燃やした。

「センバツの借りを返すために来た。春の課題は克服できていると思う。横浜と対戦して藤平に負けないように投球したい」と意気込んだ。


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