九州大会3完封の福岡大大濠・三浦銀二投手が明徳義塾を4安打完封

三浦銀二, 古賀悠斗, 福岡大大濠

九州大会を制した福岡大大濠は、明治神宮初戦の明徳義塾戦でもエースの三浦銀二投手が完封し、プロ注目の古賀悠斗捕手も一発を放って勝利した。

素晴らしいバッテリー

エースの三浦銀二投手は九州大会で大分商、鹿児島実、そして強打の秀岳館を完封して注目されたが、この日も明徳義塾を完封し、夏の甲子園に出場しそのメンバーが残るチームを抑え込み、その実力が全国レベルであることを証明した。

三浦投手はこの日の最速は141キロだが、安定したフォームから投げられる制球力抜群の速球は、バッターのインコースに恐れる事なく投げ込まれた。またカウントを取る変化球も制球力抜群だった。9回にも138キロ、139キロを記録しスタミナ面でも強さを見せた。

9回を投げて3安打7奪三振で完封、三浦投手は「いいデビューでした。完封はチームを勝たせるという意味では最高なので」と笑顔を見せた。

また捕手の古賀選手が素晴らしかった。4回には甘く入った球を振りぬくとレフトスタンドに放り込んだ。打った瞬間にホームランと分かる手ごたえのあるホームランで、これが高校通算41号となった。「体の反応で打った」と話した。

さらに古賀選手の正確な送球が目を惹いた。この日は三浦投手がモーションを盗まれて1つ盗塁を許したものの、イニング前の2塁の送球はすべてセカンドベースのすぐ上に送球された。また投手への返球も、必ず立ち、フットワークを使い、そして小さなテイクバックで送球しており、山なりの球はなくすべて糸を引くようにピッチャーの胸元に投げられていた。数球ほど胸元から横にわずかにずれる球があったが、それでも首をひねる仕草を見せるなど、意識の高さを見せていた。

174cm74kgと大きくはない。しかし中学時代には135キロを記録していたという強肩もあり、何より丁寧な返球とリードは、将来必ずプロ入りするだろうと思わせるものだった。

福岡大大濠は今日、早稲田実と対戦する。清宮幸太郎選手にどんな投球を見せるのか注目したい。また福岡大大濠も早稲田実も偏差値70を超える学問でも優秀なチーム同士の対戦となる。星稜の山下監督なども、「学力の高いチームは恐ろしい。何かある」と話すように、野球はパワーや足の速さだけでないことを話している。三浦投手もこの日のピッチングで「初回の判定で、ストライクゾーンが両サイドにボール1個分広かった」と洞察力の高さを見せている。

お互いの、その頭脳戦にも注目してみたい。

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この日は「当ててもいいぐらいの気持ちで投げた」と内角に直球を投げ込んだ。さらに「初回の判定で、ストライクゾーンが両サイドにボール1個分広かった」と球審の特徴も利用した。


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