トヨタ自動車の遊撃手・源田壮亮選手に11球団から調査書が届き、3位までに消えると評価されていることが分かった。また名古屋大出身で152キロ右腕の七原優介投手はチームに残留する。
プロ即戦力の守備力
トヨタ自動車の源田壮亮選手は1年目からスタメン出場し、2年目は遊撃手として不動となり、トヨタ自動車の都市対抗優勝に貢献した。打撃は9番を打つなど課題もあるが中日の中原スカウトが「守りは何も言う事がない。見ていて安心できる」と話すように、守備ではプロでも即戦力と評価されており、11球団から調査書が届いているという。
源田選手は愛知学院大で1年生でレギュラーを獲得し、その秋に明治神宮大会で準優勝をしている。そして4年時の大学野球選手権ではベスト4入りするチームで、1番として俊足を見せ、また高い守備力を見せてプロのスカウトを驚かせた。すでにトヨタ自動車への内定を決めており源田選手は悔しがったというが、トヨタ自動車では先輩の木下拓哉選手や青山大紀選手が昨年プロ入りし「二人のようになりたい」とプロ入りの気持ちを強く持ち、今年1年間プレーした。
スカウトの間では「3位以内に消える」という声もあり、高い順位での指名も予想されるが、源田選手は12球団OK、順位もこだわりなしで指名を待つ。
比較的派手なプレーを見せる源田選手はプロ野球でも魅せるプレーが期待できる。遊撃手の獲得を狙うチームからの指名がありそうだ。
七原投手は残留
また同じく社会人2年目の七原優介投手はチームに残留することを明らかにした。名古屋大時代に152キロを記録し注目され、野球の道を選んでトヨタ自動車に入社したが、故障が多くまだ実績を残せていなかった。
春には複数のチームからドラフト候補として名前が挙がっていたが、来年こそ実績を残し、プロ入りを目指す。
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