福岡六大学野球リーグでは九州共立大vs九州工業大の試合が行われた。このカードで大瀬良大地投手の登板の予定は無かったが、本人が志願し先発した。
大瀬良大地投手はこの日の最速は142km/h、初回に1失点するなど5回で4安打と本来の調子ではない。しかしそれでも5三振を奪い力を見せた。
大瀬良投手は「内容はいまひとつだけど、チームが勝ったことが何より」と話している。本来は150km/hの速球が低めに伸び、失点すら珍しいのだが、やはり昨年までのピッチングではない。
昨年、肩の不安を持ちながらドラフトの目玉として3球団が指名した東浜巨投手が、プロ入り後に苦しんでいる。大瀬良投手も昨年までの評価なら今年の大学生で断トツの評価だった。しかし、春に右肩の張りを訴え、リーグ戦で3試合に登板するも、まだ球速は140km/h前半となっている。
この日は広島など3球団のスカウトが視察に訪れた。プロのスカウトも大瀬良投手の調子や状態をチェックするのに神経を使っているだろう。ドラフト会議での指名は、秋までの状態を見てから決められることになりそうだ。
大瀬良・九共大、志願登板5回1失点 - 西日本スポーツ紙面:2013/4/28
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