大学野球選手権注目投手は?

小野泰己, 尾仲祐哉, 星知弥, 柳裕也, 高橋拓巳, 高良一輝

来週月曜日よりいよいよ大学野球選手権が開幕する。ドラフト会議で主役になる大学生候補、プロのスカウトの熱視線を注ぐドラフト注目選手を紹介します。今日は投手編。

ドラフト上位候補

富士大の小野泰己投手は今季は不調だったものの、優勝決定のプレーオフで完封勝利をするなど2試合で素晴らしいピッチングを見せた。151キロの速球は威力十分で、昨年の埼玉西武ドラフト1位の先輩・多和田真三郎投手に匹敵するとも言われる。好調で挑む全国の舞台で、圧巻の投球をみせるかもしれない。

明治大の柳裕也投手は、伸びるストレートと切れ味鋭いスライダーなどの変化球で、剛球派ではないがとにかく三振をたくさん奪う。また失点をしない投球もでき抜群の安定感も誇る。リリーフの星知弥投手は154キロを投げる右腕だが状態の波が激しい。3年生の斉藤大将投手や水野匡貴は来年のドラフト候補になってくる。

桐蔭横浜大は左腕の高橋拓巳投手がエース。左からの速球は145キロだが抜群のキレがありコントロールも良く、ドラフト注目左腕投手となっている。また好不調の波があるが184cmから149キロの速球を投げる齋藤友貴哉投手なども登板したらスタンドを沸かせるかもしれない。

広島経済大の尾仲祐哉投手は170cmと小柄ながら150キロの球威ある速球を投げ、ストレートで空振りを奪える。また小気味の良い投球でテンポよく抑え、隠し玉のドラフト上位候補になりそうだ。

屈指の投手陣を誇る九州産業大だが、リーグ戦はエースの高良一輝投手、温水賀一投手、リリーフの森川祐至投手などが故障で投げられず、147キロアンダースローの井手亮太郎投手も活躍できなかった。それでも伊藤奨太投手がエースとして活躍し、3年生の草場亮太投手も150キロを記録するなど、さすがの投手の層の厚さを見せた。ドラフト上位候補の高良投手が登板するかどうかに注目される。

ドラフト候補

東海大北海道キャンパスの水野滉也投手は、サイド気味からのストレートは147キロを記録する。昨年の大学野球選手権では2回戦の早稲田大戦に先発したものの3回途中5失点でKOされたが、そこから見違える投手になっているという。リーグ戦ではMVPを獲得し、大舞台での投球が楽しみ。

東北福祉大のエース・城間竜兵投手は光星学院時代に大阪桐蔭の藤浪晋太郎と春の甲子園決勝で投げ合ったエース、低めのコントロールと鋭いスライダーで大学でも早くから活躍をし、球速も140キロ中盤を出すようになり点を取られないエースとして活躍している。また東北福祉大ではリリーフなどで登板する波多野陽介投手や出口心海投手も高校時から注目されている。

中央学院大のエース・臼井浩投手は伸びのある145キロの速球を投げ、また2年生の石井聖太投手は最速149キロを記録、140キロ中盤を連発する抜群の球威を見せる。

上武大は145キロを記録する山下仁投手と宮川哲投手が先発をするが、今季は調子が良くなかったものの、昨年も全国の舞台で活躍した2年生の寺沢星耶投手がカギとなりそうだ。

日体大は2年生の松本航投手がエース。明石商時代から147キロの速球に注目され、大学1年からエース格として投げている。リーグを代表する投手になりこの世代をリードする存在となっている。4年生では高校時に146キロを記録した馬場正行投手や185cmの右腕・小川慶也投手など素質の高い選手が多いが、目立った実績は残せていない。

立命館大は桜井俊貴投手、西川大地投手が抜けた穴を2年生の東克樹投手が埋めた。ノーヒットノーランを達成するなど安定感抜群の投球に注目。関西国際大は2年生の門野敦也投手がエースとなり、また花園大も2年生の148キロ右腕・大江克哉投手がエースとしてチームを全国へを導いた。

奈良学園大は鈴木佳佑投手が147キロを記録し、昨年までの大エースだった庄司力也投手の穴を埋めた。力のある投手として全国の舞台でも注目される。

愛媛大の田中宏章投手は146キロの速球に変化球も織り交ぜ、総合的な投球が持ち味。もう少し力がつけば非常に面白い存在となりそうな投手。

九州国際大は2年生が中心。エースの高椋俊平投手は安定感抜群で、ほかにも江口賢太投手、佐藤卓実投手は145キロを記録する。昨年入学時に注目された2年生トリオが全国の舞台でどんなピッチングを見せ、またその経験が今後の成長につながるか期待したい。

日本文理大は左腕の坂本光士郎投手がエースで、春のリーグ戦は10試合すべてに先発し2勝1敗も防御率1.49でMVPとなった。145キロの速球とカットボールが武器で、日本文理大得意の継投の先陣を切る。


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