福岡出身の富士大の2投手がそれぞれプロ入りを目指す

和田悠佑, 小野泰己

富士大には福岡出身でプロを目標に活躍を見せる2人の投手がいる。152キロ右腕の小野泰己投手にはプロも高い評価をしており、アンダーハンドの和田悠佑も社会人を経由してプロ入りを目標としている。

152キロ右腕・小野投手

小野泰己投手は183cm77kgの右腕で、折尾愛真高校時代よりプロのスカウトが注目した投手。富士大では多和田真三郎に次ぐ2戦目の先発として2年生の時より活躍し、昨年秋は多和田投手が故障するとエースとして4勝0敗、20回を投げて無失点で防御率0.00を記録した。152キロの速球を投げる力のある投手として注目されている。

今年に入ると制球を乱すようになり、速いイニングで降板する試合もあるなど不安をのぞかせ、リーグ戦でも1勝1敗、17回2/3を投げて10四死球を許した。それでもリーグ戦でチームが優勝して出場した大学野球では初戦の京産大戦で先発し5回1/3を投げて4安打5奪三振3四死球で2失点とまずまずの投球を見せた。このピッチングに福岡ソフトバンクの小川編成・育成部長兼スカウト室長が「関節の柔らかさと使い方でスピードが出ている。まだ筋力がないので力がつければさらに上がる」と話すと、埼玉西武の鈴木球団本部長も「素晴らしい素材」と評価した。

小野投手はこの秋のリーグ戦では初戦のノースアジア大戦で7回を無失点、無四球の好投を見せた。先輩の多和田投手に憧れており、「プロに行きたい」とプロ志望を明らかにしており、ドラフト会議でも上位で指名される可能性がある。

技巧派サブマリン・和田投手

和田悠佑投手は176cm70kgのアンダーハンドの投手。福岡県出身だが、高校は福島の聖光学院に進学し2年時にひじを痛めてサイドスローに転向すると、富士大で現在のアンダースローのフォームとなった。

この春は小野投手が不調だったことからエースとしての役割を任されると、開幕投手など6試合で4勝を挙げる活躍を見せた。しかし大学野球選手権では亜細亜大戦で1回2安打1失点と不完全燃焼、リーグ戦終盤に疲れからフォームを崩していたという。

卒業後については「社会人を経由して、プロを目指したい」と話す和田投手、アンダーハンドとして1年間投げ切る体力と、実績を積んでほしい。

小野投手と和田投手、福岡県出身の二人が共に富士大のエースとして活躍し、また別の道に進む事になりそうだ。しかしいつか、今度はプロのマウンドで二人が再び出会うかもしれない。

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福岡出身みちのくの右腕コンビ、視線はプロ 西日本スポーツ紙面 2016/8/31

 


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