東京六大学、慶大・加藤拓也投手が7回4失点、柳町達選手がベストナイン

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東京六大学リーグは早慶戦の3回戦が行われ、早稲田が勝利して2勝1敗で早稲田に軍配が上がった。首位打者には法政大の金子凌也選手、最優秀防御率に明治大の柳裕也投手が輝いた。

早慶戦

1勝1敗で迎えた早慶戦の3回戦は、初戦で178球を投げた慶大エースの加藤拓也投手が先発したものの、3回に先制点を許すと、同点に追いついた6回には再び勝ち越しを許し、7回に2失点して降板、疲れが残る中で粘りは見せたものの、7回5安打6奪三振3四死球で4失点と、加藤投手らしくない投球に終わった。

一方、早稲田大は今年は調子が上がってこなかった2年生の小島和哉投手が先発すると、7安打を許しながらも13三振を奪い2失点完投で勝利、早慶戦勝ち越しとなる殊勲の投球となった。

早稲田大はこの日、中澤彰太選手が先制となるホームランを放ったものの、今季は49打数で3安打しか打てず打率は.061で最下位となった。大学1年にセンターでデビューしドラフト候補として注目された中澤選手だが、まずは社会人で実績を残してからという事になりそうだ。

また石井一成選手もこの日は3打数ノーヒットで打率は.286に終わった。2本塁打を放ったものの今シーズンでアピールすることはできなかった。遊撃手という事もあり高校時代から評価されている選手ではあるが、秋にアピールが必要だろう。

表彰選手

今シーズンの全日程が終了した。投手部門では明治大の柳裕也投手が防御率0.87、6勝、そして87奪三振で投手3冠を獲得した。加藤拓也投手は終盤に疲れが見え4勝3敗に終わった。防御率は1.99で3位となった。

野手部門では法政大の金子凌也選手が打率.425で首位打者となった2本塁打に15打点も挙げる立派な成績だった。日大三時代から注目された選手だが、まずは社会人でプレーというところか。先輩の畔上翔選手に追いつけ追い越せで成長をしている。

また東大の桐生祥汰選手が打率.333でリーグ4位の成績を納め、まだセカンドでベストナインを獲得した。セカンドの選手層がやや薄かったとはいえ、全国から選手が集まってくる東京六大学で、セカンドでのベストナインは素晴らしい。

慶応大の1年生・柳町達選手も打率は.311と落としてしまったが、2本塁打を記録し外野手でベストナインに選ばれた。まずはこれがスタートのベースとなり、より高い所を目指してほしい。

2016年度-東京六大学リーグのドラフト候補リスト

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