金沢西のパーフェクト投手・柳橋巧人投手にオリックスなど3球団視察

1回戦でパーフェクト投球を見せた金沢西の柳橋巧人投手が、2回戦でも7回完封ピッチングを見せた。この日は3球団のスカウトが視察に訪れている。

柳橋巧人投手はこの日、初回に2番バッターにヒットを許して完全試合は無くなった。しかし、落ち着いた投球を見せると、7回6安打も無四球で11奪三振という好投で、松任に７－０で7回コールドで勝利した。

この日はオリックス、東北楽天、千葉ロッテの3球団のスカウトが視察、最速145キロを投げる右腕に注目したが、オリックスの由田スカウトは「低めのスライダーのコントロールがいいので、高校生は手こずるだろう」と評価した。

春の大会では1回戦の金沢学院戦で、2回1/3を投げて8失点をしていた。それから、肘を頭から離さないことを意識したフォームに改良すると、今大会はまだ四死球を与えておらず、川場監督「今は逆にストライクを取りすぎるなと言うぐらい、コントロールが良くなった」と話し、プロ注目投手となった。

この夏に急成長した柳橋投手、快進撃に注目したい。

大会前は無名の投手だった。だが、完全試合の快挙を受けプロのスカウトも動き出した。バックネット裏では、オリックス、楽天、ロッテの３球団が視察。オリックスの由田慎太郎スカウト（３５）は「低めのスライダーのコントロールがいいので、高校生は手こずるだろう」と評価した。