デイリースポーツの「デイリー特命スカウトが行く」では、センバツで注目された滋賀学園の馬越大地選手と、龍谷大平安の橋本和樹選手について評価をしている。
ヘリコプター打法
滋賀学園の4番・馬越大地選手は、打席でバットを大きく回す「ヘリコプター打法」が注目され、釜石戦では8回にホームランを放つなど5打数3安打4打点を記録した。特命スカウトは、選球眼が良く、甘い球をパワフルながらもシャープでコンパクトなスイングで打ち返すことができる選手と評価している。
ただし一塁手であり、守備の動きやスローイングにぎこちなさがあるとしているが、それは修正できると話す。横浜DeNAの後藤タイプとしている。
昨年のドラフトでは、黒瀬健太選手(福岡ソフトバンクドラフト5位)や山本武白志選手(横浜DeNA育成ドラフト2位)やなど長打力のある選手を獲得して育てていきたいという動きがあり、馬越選手もプロ入りして育ててほしい選手の一人。または地方の大学で4番として長打力を磨いてほしい選手でもある。
フルスイング
龍谷大平安の橋本和樹選手は、センバツ1回戦の明徳義塾戦でホームランを放っている。その後は派手な活躍は見せられず、打率も.200に終わったが、特命スカウトは「目利きのスカウトであれば逃さない」と話し、「常にフルスイングしながらも高い打率を残す」選手と評価する。
橋本選手も一塁手だが、こちらはグラブさばきもうまく、育てがいのある選手と話す。
共に長打力を持つ右のスラッガーで一塁手、プロがどのように評価をするのか注目される。
デイリー特命スカウトが行く デイリースポーツ紙面 2016/5/18
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