高校野球島根大会のドラフト注目選手を紹介します。開星高出身の梶谷隆幸選手がプロでもトップクラスの選手に育ちつつあり、白根尚貴選手も出場機会を求めて横浜DeNAに移籍し、1軍出場も果たした。
地区
昨年夏は石見智翠館が甲子園に出場したが、初戦で興南高校に敗れた。小刻みに投手を入れ替える采配が話題となった。秋は大社が決勝で開星を12-0の大差で下して優勝したが、中国大会では倉敷工業に0-1で敗れた。開く星は2試合に勝利してセンバツ出場を手にしたがセンバツでは初戦で八戸学院光星と対戦し、2-6で敗れている。
春は開星が優勝し、大東高校が準優勝をした。益田東の他に隠岐もベスト4入りし注目された。
注目選手
開星の吉川貴大投手は180cmの本格派右腕で球速も最速は147キロを投げる。球に力があるものの、下半身もしっかりしたものがありそうなのだが上体に力の入った投球フォームでバランスはまだよくなくコントロールに課題がある。ただし力はある選手だと思うので、大学などで磨かれてほしい投手である。開星では4番を打つ福間塁選手は180cm92kgの体があり、センバツでも4打数2安打2打点を記録、昨年秋は2本塁打をはなっており、将来が期待される。
出雲商の高野脩汰投手は180cm前後の左腕で、球速は130キロ後半も昨年夏は5試合で47奪三振を記録している。キレのある速球とスライダーは全国的に見ても楽しみなサウスポーといえる。
その他の選手
大社の上野南斗投手は143キロの速球を投げる。まだ一本立ちできていない所があるが素質あり。立正大淞南は右腕2枚の川口準樹投手と島心投手がおり安定感がある。
大東の2年・川角亜久瑠投手は昨夏に公式戦初登板で5回参考ながらノーヒットノーランを記録し、この春はチームを準優勝に導いた。165cmと小柄でテンポの良い投球が特徴。
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