中京大中京が敗退、145球完投の畔柳亨丞投手はプロ志望表明しヤクルトが評価

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プロ注目の142キロ右腕、中京大中京の畔柳亨丞投手がプロ志望を表明した。この日は145球を投げて完投したものの、愛工大名電に敗れた。

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今大会初先発

センバツでドラフト上位候補として評価された中京大中京・畔柳亨丞投手、この日の愛知大会準決勝では、この夏、初となる先発のマウンドに上がったものの、雷雨により開始が大幅に遅れ、蒸し暑さも極度の状態で試合が開始された。

最速148キロを記録し、3回に1失点したものの、堂々とした投球で、愛工大名電・寺嶋大希投手と投げ合う。5回には両足がつり、高橋監督に状態を聞かれると「いけます」とマウンドで踏ん張った。

しかし1-1の8回裏に2点を失い、力尽きた。「序盤は直球が浮いてしまった。8回は自分が折れたら負けると思って気持ちで投げた。初回に先制点をもらい、自分の投球でチームに勢いをつけようと思ったが、できなかった。点を取られて申し訳ない」と話した。

試合後に畔柳投手は「プロでやりたい。悔しい思いを糧にして、明日からしっかりやっていきたい」と話し、この悔しさをプロ野球で晴らす事を誓った。

この日は9球団18人のスカウトが視察し、東京ヤクルト中西スカウトは「球に力がある」と評価した。昨年の中日ドラフト1位の高橋宏斗投手をして、空振りを奪える球の質は畔柳の方が上と評価された。

センバツでは専大松戸戦、東海大菅生戦で完封するなどベスト4入りに大きく貢献し、その後、右ひじの故障のために約40日間はノースロー、しかし復帰後の6月に東海大相模との練習試合で152キロを記録し、この夏は、昨年やセンバツとは違ったパワーピッチングも見せた。

まだ成長を続けている畔柳投手、最終形が見えない形でドラフト会議を迎えそうで、プロ側は将来性を評価した球団を中心にドラフト2位前後での指名となりそうだ。

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春夏連続の甲子園はならなかったが、夢には続きがある。昨秋ドラフト1位で中日入りした高橋宏斗を目標に自分を磨いてきた。「プロでやりたい。悔しい思いを糧にして、明日からしっかりやっていきたい」。涙はない。真っすぐに前を向いて次の夢を語った。

完投負けした試合後、報道陣に聞かれて、プロ志望を明言。この日も快速右腕を視察しようとプロ9球団18人のスカウトが駆けつけていた。ヤクルト中西スカウトは「球に力がある」と評価。畔柳自身も「この悔しさをプロで晴らす」と力を込めた。

プロ注目中京大中京・畔柳亨丞が準決勝敗退「夏独特の重圧に押され」/愛知 - 高校野球夏の地方大会 : 日刊スポーツ
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