第108回全国高校野球選手権大会に3季連続で出場する高川学園(山口)のエース右腕・木下瑛二投手(3年)が、8月3日の甲子園公式練習で「自分はそんなに有名じゃないので、ここで一気に追い越すくらいの勢いで活躍して注目されたい」と宣言した。最速147キロを誇るプロ志望の右腕が、自らの評価を高めに行く。
3季連続の甲子園、最後の夏にかける決意
高川学園にとって3季連続となる甲子園となる。昨夏は3回戦で日大三(西東京)に敗れ、今春センバツも初戦で英明(香川)に敗れている。悔しさを重ねてきた舞台に、木下瑛二投手は「甲子園は悔しいところです。最後でプレッシャーはあるけれど、最後なので楽しめればとも思う」(スポーツ報知)と、力みと楽しみが入り混じった心境を語った。
最速147キロを投げ込むプロ注目の右腕は、希望進路をプロ一本に定めている。今大会には横浜の織田翔希投手(3年)ら全国区の注目選手がひしめくが、木下投手は臆することなく「自分はそんなに有名じゃないので、ここで一気に追い越すくらいの勢いで活躍して注目されたい」(スポーツ報知)と、逆境をはねのける気概を見せた。
守備に力点を置いた甲子園練習、松本監督が語る強み
2年連続4度目の出場となる高川学園は、甲子園練習で守備を中心に調整した。松本祐一郎監督(39)は「本当に来る度に新鮮な気持ちで、素晴らしい場所だなと毎回来る度に思います」と感慨を口にしつつ、「甲子園球場の練習はなかなかできませんから、やはり守備ですかね。ピッチャーのマウンド、内野手・外野手の芝、そういったものをしっかり確認できた時間になりました」と、限られた時間の使い方に手応えを示した。
昨夏はベスト16、昨年の国民スポーツ大会では準優勝と力を示してきたチーム、松本監督は「エース木下を中心に守備からリズムを作って攻撃につなげる。山口県大会もエラー1つでここまで来ることができているので、自信を強みに甲子園でも思い切ったプレ-をしていきたいかなと思ってます」と、堅守を土台にした戦い方に自信をのぞかせた。高川学園は大会第6日の第3試合で高岡商(富山)と対戦する。無名を自認するエースが、成り上がりへの第一歩をこの舞台で踏み出す。
【木下 瑛二】 プロフィール
- 氏名:木下瑛二
- 所属:高川学園高校(3年)
- ポジション:投手
- 投打:右投
- 主な特徴や実績:最速147キロの直球を武器とするプロ志望のエース右腕。3季連続で甲子園の舞台に立ち、チームの堅守を投球で支える。全国区の注目選手がひしめく大会で「一気に追い越す」勢いでの飛躍を目指す。








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