3年ぶり3度目の都市対抗優勝を狙うトヨタ自動車の3年目左腕・池村健太郎投手が、JABA北海道大会で7回1失点の好投を披露した。140キロ台後半の直球を内外角に投げ分けて無四球に抑え、要所を締める投球でチームを勝利に導いた。開幕を約1カ月後に控えた本大会へ向け、「徐々に状態が上がってきている」と手応えを口にした。
走者を背負っても動じず、内外角へ直球を投げ分けた無四球の安定感
先発マウンドに立った池村健太郎投手は、7イニングのうち4イニングで先頭打者に出塁を許しものの、140キロ台後半の直球を内、外角へ丁寧に投げ分けて四球を一つも与えず、カットボールで打たせて取った。走者を背負いながらも、7回を1失点にまとめた。
池村投手は「ランナーを背負う場面は多かったですが、落ち着いて次のバッター、次のバッターという感じで抑えることができた。バランスの良いフォームで投げられたので、真っすぐのラインも出すことができましたし、徐々に状態が上がってきていると思います」(スポーツニッポン)と手応えをのぞかせた。
2冠獲得から走り込みで積み上げ、都市対抗本番へ「捨てる作業」
今季の池村投手は、4月のJABA岡山大会で1完封を含む2完投勝利を挙げ、最高殊勲選手賞と最優秀投手賞の2冠を獲得した。都市対抗予選が終了した後は、本大会に備えて走り込みなどに時間を割いてきた。この日は久々の7イニングだったが、「いい形で7月を過ごすことができました。きょうも久々の7イニングでしたが、疲れを感じずに投げることができました」と、積み上げてきた成果を実感した様子だった。
3年ぶり3度目の都市対抗優勝を狙うチームにあって、先発の柱として期待を寄せられる左腕は、ここからさらに調整を進める。「ここから捨てる作業といいますか、自分にできることとできないことをしっかり整理した上で都市対抗に臨みたいと思います」と、大舞台へ向けて自らの投球を見つめ直していく決意を語った。本大会は8月26日に東京ドームで開幕し、トヨタ自動車は同30日午前10時よりJFE西日本との初戦に臨む。プロ入りを目指す3年目左腕にとって、社会人野球の頂点を懸けた戦いは大きなアピールの場となる。
【池村 健太郎】 プロフィール
- 所属:トヨタ自動車(3年目)
- ポジション:投手
- 投打:左投
- 主な特徴や実績:140キロ台後半の直球を内外角に投げ分ける制球力と、打たせて取るカットボールを武器とする左腕。今季は4月のJABA岡山大会で1完封を含む2完投勝利を挙げ、最高殊勲選手賞と最優秀投手賞の2冠を獲得した。JABA北海道大会では7回6安打1失点、無四球、わずか88球の好投を見せ、状態の上昇を印象づけた。3年ぶり3度目の都市対抗優勝を狙うチームの先発の柱として、東京ドームでのフル回転が期待される。









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