鳥取大会で打率・917(12打数11安打)という驚異の成績を残した鳥取城北の4番・宮野快生内野手(3年)が、鳥取県勢12年ぶりの夏の甲子園初戦突破へ静かに闘志を燃やしている。
鳥取大会で打率・917、決勝は4番で4打数4安打5打点の大暴れ
宮野快生内野手は今夏の鳥取大会で、12打数11安打、打率・917という驚異的な数字を残して甲子園出場に大きく貢献した。準決勝までは「7番」を打っていたが、それまでの3試合で8打数7安打と好調ぶりを買われ、決勝の米子東戦では「4番」に座った。その大舞台でも4打数4安打5打点(1四球)と無双の活躍を見せ、チームを3年連続8度目の甲子園に導いた。
しかし本人に驚くような気負いはない。「あまり調子がいい感じはなかったですが、気づいたら結構打っていました」(サンケイスポーツ)と冷静に振り返る。173センチ、78キロの左打者は「基本は逆方向を意識して、内に入ったボールは引っ張る」という明確な打撃の型を持つ。無理に力むことなく、状況に応じて逆方向にも引っ張りにも対応できる技術の高さが、地方大会での高打率につながった。
入部直後から2年半、書き続けた野球ノートは12冊
好成績の土台にあるのが、毎日書き記してきた「野球ノート」。入部直後から書きはじめ、練習や試合での打席の内容はもちろん、自身の良い状態と悪い状態の特徴を分析し、気づいたことをこまめにメモしてきた。
「野球ノートを毎日書くと決めていて、自己分析とかを意識してやっています」と宮野投手ならぬ宮野選手は語る。これまで書きためたノートは「12冊」。「2年半ずっと続けてきて、入部してからずっと頑張ってきたことです」と、地道な積み重ねを支えにしてきた。日々の自己分析が、大舞台でも動じない冷静な打撃を生んでいる。
県勢は初戦10連敗中、9日の岡山学芸館戦で12年ぶり白星へ
鳥取県勢は2014年に八頭が勝って以来、夏の甲子園で初戦10大会連続白星なしという状況が続いている。この長い連敗を止めるべく、宮野選手は静かに闘志を燃やす。決勝で4番として結果を残した経験を胸に、「冷静さが大事です」と気負わず落ち着いて臨む構えだ。
初戦は9日の岡山学芸館戦。「今年はまず1個、絶対に全員で取れるように」と、チーム全員での勝利を誓う。野球ノートに「甲子園勝利」の文字を書き記すために、聖地でも打棒を振るう。
【宮野 快生】 プロフィール
- 氏名: 宮野快生(みやの・かい)
- 所属: 鳥取城北(3年)
- ポジション: 内野手
- 投打: 左打
- 身長・体重: 173cm、78kg
- 主な特徴や実績: 「基本は逆方向を意識して、内に入ったボールは引っ張る」を打撃のセオリーとする左打者。入部直後から毎日〝野球ノート〟を書き続け、これまでに12冊を数える自己分析を武器とする。今夏の鳥取大会では12打数11安打、打率・917という驚異的な成績を残し、決勝の米子東戦では4番として4打数4安打5打点と無双の活躍でチームを3年連続8度目の甲子園に導いた。第108回全国高校野球選手権大会では、鳥取県勢12年ぶりとなる夏の初戦突破を目指す。














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