代表で4番を打ったドラフト1番目の選手と81番目の選手が活躍、開幕1軍を目指して

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2017年のドラフトで一番最初に名前が呼ばれた清宮幸太郎選手と、82人中81番目に名前が呼ばれた楠本泰史選手が、1軍に帯同し活躍を見せている。

清宮選手、初ヒット

清宮選手はこの日、台湾・ラミゴとの練習試合で7番一塁で出場すると、2回に回ってきた第1打席で右中間に伸びていく2ベースヒットを放ち、本拠地初先発で初ヒットを記録した。

2ボールからの高めのストレートを柔らかく振りぬくと、打球は中間フェンスを直撃した。「本当に何も考えていなくて、きた球を打ったという感じでした。うまく打てたかなと思います」と話した。第2打席は死球を受け、3打席目は空振り三振でこの日は2打数1安打だった。栗山監督は「知らない投手をああいうふうに打てるのは素敵」と話して喜んだ。

高校通算111本塁打、U18日本代表で主軸を務めた清宮選手はまだまだこんなものではないが、まずは柔らかいバッティングからの伸びる打球を見せた。初ホームランも近いうちに打つと思う。

代表が「行きましょう」で81番目に指名

高校日本代表の主軸が清宮選手なら、大学日本代表の4番は楠本泰史選手だった。しかしドラフト会議では82人中81番目に名前が呼ばれドラフト8位で横浜DeNAに入団をしている。

その楠本泰史選手は、先日の練習試合でサヨナラホームランを放つと、巨人とのオープン戦でも途中出場で1号ホームランを放つなど活躍を見せ、この日もSKとの練習試合で3番レフトで出場し、第2打席で変化球をうまく運んでレフト前ヒット、タイムリーとなった。この日は2打数1安打1打点という成績だった。

キャンプ1軍スタートだったが、ラミレス監督は「数日で2軍に落ちると思っていた」と話した。しかし、1軍キャンプに残り続け、練習試合で結果を残し、オープン戦の1軍帯同を決めて開幕1軍も視野に入れられるようになった。

楠本選手は肩を痛めていたことや、左打ちの外野手という事で、昨年のドラフト会議では指名が見送られた。しかしDeNAはドラフト会議の会場のテーブル席で話し合い、三原代表が「行きましょう」と指名を決めた。

ドラフト8位の指名だった大学時代の実績は十分で、打撃でのこの活躍も想像できる。肩も悪いと思われる場面はまだなく、1軍でやっていける選手だろう。DeNAは筒香選手が侍ジャパンに帯同するため、レフトのポジションに楠本選手が入る事になりそうで、ここで活躍を見せ続ければ、開幕1軍を手にすることができる。

1番目と81番目、それぞれ代表で4番を打ったスラッガーが、プロの戦いを繰り広げる。

平日のナイターにもかかわらず1万6471人の観衆が詰めかけた本拠地での今季初戦。先発メンバー紹介で名前がコールされると、ひときわ大きな歓声と拍手が湧き起こった。大きな注目の中、初先発となった試合での初打席初スイングでプロ初安打。第2打席は死球、第3打席は空振り三振に倒れたが、会心の“デビュー戦”といえる結果を「験のいいこと。幸先よくスタートが切れた」と無邪気に喜んだ。

大学日本代表で4番を務めた実力者だが、昨秋のドラフトでは全82選手中81番目の指名。キャンプは1軍スタートながら、ラミレス監督が「数日で2軍に落ちると思っていた」と明かす“無印”の存在だった。

 しかし、打撃練習で指揮官の心を捉えて実戦のチャンスをつかむと、そこから怒涛(どとう)のアピール。23日の韓国KIAとの練習試合(宜野湾)でサヨナラ弾、翌24日の巨人とのオープン戦(那覇)では途中出場で12球団の“オープン戦新人1号弾”を放った。

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