スポーツ報知はドラフト会議の特集を組み、12球団の戦略について紹介している。また、2014年のドラフト候補82人の一覧を掲載している。
12球団の戦略は
12球団の戦略の概要部分をまとめると以下の通り。
巨人
実力派投手の上位指名、早大・有原航平投手、亜大・山崎康晃投手、明大・山崎福也投手をチェック。高校生では済美・安楽智大投手、盛岡大付・松本裕樹投手など。
また中継ぎもできる左腕として、中大・島袋洋奨投手、平成国際大・佐野泰雄投手、三菱日立パワーシステムズ横浜・福地元春選手も予想される。
広島
早大・有原航平投手について、「高校時代から驚くほど成長した」と話すが、「競合する確率が選手にいくのかの判断となる」としている。
盛岡大付の松本裕樹投手の評価が高く、他の上位候補に、西日本短大付・小野郁投手、横浜・浅間大基選手、中部学院大・野間峻祥選手、捕手として青学大・加藤匠馬選手の名前が挙がる。
阪神
早大・有原航平投手、済美・安楽智大投手に注目しているが故障を抱えており、当日まで情報収集をして決める。そのため「いろいろ考えておかないと」と中村GMが話し、亜大・山崎康晃投手、NTT東日本・高木伴投手も1位候補に。
高校生では智弁学園の岡本和真選手にほれ込んでいる。2位は将来性枠としているが、今年はどうなるか。
横浜DeNA
済美・安楽智大投手、盛岡大付・松本裕樹投手を評価、松本投手に「上位候補」としている。またシーズンで左腕の先発が0勝となっており、法大・石田健大投手、明大・山崎福也投手に注目。
鶴岡捕手が移籍し捕手の指名も検討、地元枠で横浜・浅間大基の指名も。
中日
落合GMが「左投手、捕手、俊足や右打ちの野手が足りない」と話し、左投手の明大・山崎福也投手、法大・石田健大投手を視察しドラフト1位候補筆頭。ただし、安楽智大投手、前橋育英・高橋光成投手、早大・有原航平投手は中田スカウト部長がモノが違うと評価。
他には春江工・栗原陵矢捕手に注目し、下位で遊撃手を狙い、愛知啓成・佐藤正尭も有力候補。
東京ヤクルト
最有力は早大・有原航平投手。その他では亜大・山崎康晃投手、智弁学園・岡本和真選手の評価が高い。
セリーグは
セリーグは巨人、広島、阪神、東京ヤクルトが早大・有原航平投手に、中日と横浜DeNAが安楽智大投手といったところになりそうだ。新たに得られた情報は、中日の愛知啓成・佐藤正尭選手、広島の青学大・加藤匠馬指名といったところ。
広島は2位、3位で中部学院大・野間峻祥選手を指名するとみられる。
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巨人 ドラフト1位は岡本・2位は浅間&松本以上は決定!