横浜高が東海大相模を圧倒、藤平尚真投手が1失点完投

北村朋也, 東海大相模, 横浜高, 藤平尚真

秋季高校野球神奈川大会では、夏の覇者・東海大相模と新生・横浜高が対戦し、横浜高校が10-1で勝利した。エース・藤平尚真投手が143キロの速球で9回1失点の好投を見せた。

9回7安打10奪三振

横浜高校のエース・藤平尚真投手は186cmの身長から最速146キロの速球を投げる。中学時代は侍ジャパンU15代表にも選出され、当時から140キロを投げる投手として注目されていた。

藤平投手はこの日、7安打を許しながらも143キロの速球と得意のフォークボールで11三振を奪い、要所を締めて9回1失点の好投を見せた。藤平投手は打倒東海大相模に燃え、「この日のために練習してきた」と話した。平田監督も「藤平の投球につきます」と話した。

藤平投手は来年のドラフト候補投手として注目される事になる。まだ体も技術も課題が多いが、この冬に大きく成長しそうな投手だ。

 

東海大相模、エラーで敗戦

一方、東海大相模は連覇の難しさを痛感した試合となった。最速146キロの速球を投げる北村朋也投手が先発し4回まで1安打無失点に抑えたものの、5回に自らのエラーが絡んで1失点、その後は毎回失点を許し途中降板となった。野手も3つのエラーを重ね、1-10の大差でリベンジに燃える横浜に大敗し、これでセンバツ出場の可能性はなくなった。

東海大相模は今年夏に向けてチーム作りを行ってきた。吉田凌投手、小笠原慎之介投手を軸に、下級生の時からレギュラーとして育ててきた杉崎成輝選手、豊田寛選手、千野啓二郎選手、長倉選手、磯網栄登選手などで全国制覇を成し遂げた。

しかし新チームとなって甲子園でレギュラーだった選手は0人と、強力なレギュラー陣がいる中で、下級生で経験を積むことができた選手がいなかった。また夏の甲子園で最後まで戦っていたこともあり、すでに新チームのスタートを切っていた他校に比べ遅れをとっていた。甲子園終了後に2週間で16試合の練習試合を行い新チームを急造しようとしたが、エラーなどで綻びが出た。

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エースが悔しさを晴らすべく腕を振った。この夏も背番号1を託されたが、決勝は2番手として2回4失点で指揮官の花道を飾れず。「打倒・東海で、この日のためにやってきた」。4者連続を含む10K。2点リードの6回無死満塁から中犠飛の1点だけにしのぎ、ライバルを撃破した。

夏の決勝では2番手で登板し2回0/34失点。悔しさをバネに、精神面で成長した。2点リードの6回には3連打で無死満塁のピンチを背負ったが「丁寧に投げることを意識した」と最少失点で切り抜けた。今月上旬にはU―18ワールドカップをテレビ観戦。外国の強打者を相手に、コースに投げ分ける中京大中京(愛知)の上野の投球術を目に焼き付けた。この日は7安打されながら1失点で踏ん張った。


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