れいめい・太田龍投手が149キロ完投、12球団34人スカウト集結

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れいめいの190cm右腕・太田龍投手が夏の大会初戦となる尚志館戦に先発すると、自己最速タイの149キロを記録し、9回7安打9奪三振1失点で完投勝利した。この試合には12球団34人のスカウトが視察に訪れた。

149キロ

太田龍投手は190cm90kgの大型右腕で、ダルビッシュ有投手を手本にしたバランスが良くて力みのないフォームから最速149キロの速球を投げる。

この日は自己最速タイの149キロを記録した。「直球は良かったけど変化球は抜けていた。5点です」と話す通り7安打を許しピンチを背負う場面も見られたものの、1点リードの8回に1アウト2,3塁のピンチではスプリットで連続奪三振で無失点に抑えた。

調子については「5割くらい。力を入れていなくて。びっくり」と149キロを記録したことに自分自身も驚いていた。9回7安打9奪三振2四死球1失点で完投、2回戦へと勝ち進む。

12球団34人スカウト

この日は12球団34人のスカウトが集結、各球団ともスカウト部門トップクラスが視察に訪れた。

巨人・山下スカウト部長:「春より直球の質が上がった。落ちる球もあって楽しみな素材」

福岡ソフトバンク・小川編成育成部長兼スカウト室長:「スケールが大きい。将来どう育つかが楽しみ」

中日・中田スカウト部長:「低めの球は勢いがあった。しっかり鍛えていけば、今後が楽しみな投手」

千葉ロッテ・永野チーフスカウト:「球の角度、スピードがある。将来性を感じた」

150キロを記録し注目されている都城の山本由伸投手、九州産業の梅野雄吾投手とともに九州BIG3と呼ばれる太田投手、さっそく大きなアピールとなる投球を見せた。太田投手、山本投手はドラフト上位での指名の可能性がある。

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同じ長身の日本ハム・大谷、レンジャーズ・ダルビッシュを手本に力みのないフォームから“ドラゴンボール”がうなりを上げた。直球は自己最速に並び「(出来は)5割くらい。力を入れていなくて、びっくり」とはにかんだ。1点リードの8回1死二、三塁ではスプリットを振らせ、連続奪三振でピンチを脱出。巨人・山下スカウト部長は「春より直球の質が上がった。落ちる球もあって楽しみな素材」と目を細めた。

都城(宮崎)の山本由伸、九産大九産(福岡)の梅野雄吾、福岡大大濠の浜地真澄と並ぶ「九州BIG4」と呼び声の高い投手の初陣にプロ12球団34人のスカウト陣が集結。それでも本人は「(スカウトは)気にしてなかったし、そこまで力を入れてない。自分でもびっくりです。球速は気にせず、勝ちにこだわりました」と振り返った。

ネット裏にはプロ野球全12球団34人のスカウトが集まった。巨人・山下スカウト部長は「真っすぐに切れがある。のびしろを感じる」と評価。

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