立教大・沢田圭佑投手が東京六大学通算20勝

沢田圭佑, 立教大

東京六大学の立教大vs早稲田大の試合では、立教大のエース・沢田圭佑投手が8安打を許すも1失点に抑えて完投勝利、リーグ通算20勝を達成した。

エースが20勝達成

沢田投手は大阪桐蔭では藤浪晋太郎投手の控えだったが、他の高校ならば注目されるエースだっただろうといわれていた。その実力は藤浪投手もエースを奪われると感じていたという。

立教大に進んだ沢田投手は、1年生の秋には10試合に登板し5勝2敗を挙げ、その実力を見せて1年生で東京六大学のチームのエースとなった。2年生秋にも5勝を挙げるなど昨年まで18勝13敗の成績を積みあげた。しかし、エースとして投げ続けた疲労もあってか、昨年には東大打線にメッタ打ちにあうなど球威が衰えはじめた。

この日の試合でも球速は最速で139キロどまり、もともと140キロ中盤の快速球を投げるタイプではなく、140キロ前半の重い球を投げるタイプではあったが、昨年くらいからヒットを許しながらも粘る投球スタイルが続く。

それでも今年は法政大戦で10安打を許し4失点したものの完投勝利、そしてこの日も8安打を許したが1失点に抑え完投勝利、エースとしての意地が見られる。

高校時代に藤浪投手の大きな壁によってエースを掴めなかった沢田投手だったが、大学ではリーグを代表するエースになった。しかし「一度も優勝を経験していない。20勝よりも、優勝に導く方がすごい。それが大きな役目」と話し、藤浪投手が高校時代に甲子園で春夏連覇をしたように、東京六大学で優勝する事でようやくエースになると沢田投手は考えている。

投球内容的にはドラフトで指名というのは厳しくなっている感じがする。しかし沢田投手の考えるエースの道を歩み続ける。それも一つの立派な道だろう。その姿を評価する球団も現れるかもしれない。

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立大・沢田圭が持ち前の粘り強さで節目の勝利を飾った。中3日の先発で最速は139キロだったが「自分らしく粘り強く投げられた」。3点リードの9回無死満塁のピンチでは直球にカーブ、スライダーを交えて後続を断って追加点を許さず、1失点完投。「直球で空振りを取れたので後半は揺さぶっていけた」と納得顔だった。

8安打1失点。毎回のように走者を背負いながらも、要所を締めた。記念のものには興味がないそうで18、19勝目のウイニングボールは「(部屋の)床に転がっている」という。ただ、節目となる現役最多のリーグ通算20勝目は特別のようで、「(OBの巨人・長嶋茂雄のバットなどが展示されている寮の棚の)端っこに、こっそり置いておきます」と笑った。


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