東東京大会の決勝が行われ、帝京高校が関東一高を6-1で下して優勝、甲子園出場を決めた。
帝京は最後の夏となったエース・伊藤拓郎投手が先発すると、140km前半ながら力のあるストレートに、カーブ、スライダー、シンカーといった変化球を巧みに織り交ぜ、関東一打線に狙いを絞らせず、5安打で1失点、完投勝利を飾った。奪った三振は8つ。また、打っては4番・松本剛選手が2ランホームランを放って勝負を決めた。
メッツの大慈彌功環太平洋担当部長は伊藤投手について、「股(こ)関節の柔軟性が増して下半身が使えている。まだまだ伸びしろはあるから甲子園で一皮むけそう」とコメントするなどプロのスカウトも注目をしている。
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