都市対抗野球ではNTT東日本でプロ注目の高木伴投手が、3人の投手がノーヒットででつないできた8回に今大会初登板した。
常時145km/h以上
昨年秋の侍ジャパントップチームにプロの投手ら共に招集され、社会人NO1投手を印象付けた高木投手だったが、今季は制球に苦しみ、リリーフでの登板が多くなっている。
この日は6点差の付いた8回に、これまでの3投手がノーヒットに抑えていたマウンドに登った。高木投手はさすがの球威を見せ、やや球速が速く出ているとみられるスピードガンながら149km/hを記録、常時145km/h以上のストレートに130km/h中盤の変化球で空振りを奪っていく。
8回はノーヒットに抑えたが9回にヒットを打たれ継投でのノーヒットノーランは逃したが、それでも球威では今大会でもトップクラスの投球だった。2回1安打4奪三振無四球で0点に抑えた。
ただしストレートも変化球も全体的に高く、松山フェニックスの打者が強い振りで向かってきたため空振りを奪えたものの、プロでは痛打されるのではないかという球も多かった。
しかし、プロも注目する高木投手、今年もあまりの不調でプロ志望するかどうかが不明だが、大舞台で好投した事で可能性は少し上がったか。またプロのスカウトにとっても安心したことだろう。
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