慶大の谷田成吾選手がJX-ENEOSの選手として、まずはスポニチ大会でデビューを果たす。
左の大砲
まさかのドラフト指名漏れとなり、それが逆に大きな話題となった谷田成吾選手は、やはり注目されている選手だと思う。高校時は70本以上のホームランを放ち、慶大でも東京六大学通算15本塁打を記録した。ドラフト時はプロ一本で待っており、社会人チームからの内定を取っていなかった。
しかし10月末の時期にも関わらず多くの社会人チームから誘いを受け、その中から慶大・大久保監督の出身であるJX-ENEOSを選択した。その理由について「大学時代にオープン戦で試合をしたことがあって、全てのプレーに手を抜かないイメージだった」と谷田選手は話す。
既にチームに合流している谷田選手は「チームの雰囲気はいいし、先輩方も練習がやりやすい環境をつくってくれている。競争に勝って試合に出られるようにしたい」と話した。
JX-ENEOSの外野陣では慶大の先輩で、チームでは4番も打ったことがある松本大希選手、ベテランの山田敏貴選手などが出場しているが、谷田選手は十分レギュラーを獲れると思う。守備でポカを減らすことができれば常に使われるようになり、そうなれば持ち前の打撃でアピールできる。
2年間常に注目され続け、来年のドラフト会議でのプロ入りを目指したい。
引き締まった谷田の表情が、充実感を表していた。慶大から社会人野球の名門に進んだ左の大砲は「チームの雰囲気はいいし、先輩方も練習がやりやすい環境をつくってくれている。競争に勝って試合に出られるようにしたい」。
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