関西六大学リーグでは投打に光る選手がいた。
大阪商業大・金子丈投手は今春のリーグ戦で4試合連続完封など、41イニング1/3を無失点に抑えて5勝を挙げていた。その金子投手が強豪の龍谷大戦で先発すると、2回に1失点をしたもののその後は二塁を踏ませないピッチングで、終わってみれば3安打に抑え1失点完投勝利を挙げた。
金子投手は188cm90kgの大きな体から上から叩きつけるように投げるが、ストレートは140km/h前半ながら空振りを奪える力がある。来年のドラフト候補投手の一人。
また、神戸学院大vs京都産業大の試合は、神戸学院大がリーグ屈指のスラッガー・安岡瑞葵選手の今季1号、2ランホームランで逆転し勝利した。安岡選手は鳴門工業高校で甲子園でバックスクリーンへホームランを放つなど注目されたスラッガーで、大学ではこれで通算8本塁打となった。リーグ記録は佐伯貴弘選手(1992年横浜ベイスターズ2位)の12本で、ラストシーズンではあるがあと4本となった。
高校時代の実績も含めて、今年のドラフト、そしてその先が楽しみな選手だと思う。
【関六】大商大が勝ち点1 - スポーツ報知:2013/9/12
延期となっていた第1節の2試合を行い、大商大が龍谷大を5―1で下し、2勝1敗で勝ち点1とした。神院大は京産大に3―2で逆転勝ちし、1勝1敗とした。
大商大の金子は2回に1点を失ったが、その後は二塁を踏ませず3安打で完投した。神院大は0―1の4回に安岡の2ランで逆転した。
神院大・安岡2ランで雪辱/関西6大学 - ニッカンスポーツ・コム:2013/9/12
神院大が京産大に雪辱し、1勝1敗のタイにした。1点を追う4回、4番の安岡瑞葵(みずき)内野手(4年=鳴門工)が逆転の2ラン。7回には相手の暴投で3点目を追加した。9回は先発の東山太樹(3年=香川西)から松田裕太郎(=鳴門工)につなぎ、1点差で逃げきった。
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