名城大もドラフト候補リレー、岩井俊介投手・松本凌人投手でリーグ優勝

愛知大学リーグでは名城大がドラフト上位候補の岩井俊介投手と松本凌人投手のリレーで中部大に勝利し、優勝を決めた。

ドラフト上位候補リレー

先発した岩井俊介投手は、初回に味方のエラーと、自らの犠打の処理エラーでノーアウト1,3塁とし、併殺崩れの間に1失点した。それでも以降は立ち直り、5回まで無失点に抑えると、6回1アウトからヒットを許した所で交代した。

中一日の先発マウンドだったが、最速は151キロを記録し、「最後の試合だと思って、やるしかないと思っていた」と気持ちで投げた。

そしてマウンドには松本凌人投手が登板する。150キロを超すサイドハンド投手で、大学では1年時から注目され、全国の舞台でも活躍してきた。この日は6回1アウト1塁の場面を無失点に抑えると、最速150キロのストレートと変化球を使って抑えていく。

8回に暴投で勝ち越し点を許した場面もあったが、9回も抑えると、味方のサヨナラ勝利につなげ、優勝を決めた。「左打者対策として取り組んだきたツーシームなどの変化球がうまく決まった。腕が振れて、夏の練習の成果が出ました」と話した。

ドラフト上位候補として指名が注目される岩井投手と松本投手、ドラフト会議では3位までに指名されると予想する。プロでもライバルとして競い合って成長してゆきたい。