2015ドラフト12球団監督の自己採点、ドラフト1位選手のコメント

ドラフト指名の結果について12球団の監督やGMなどが、指名の自己評価などをしている。またドラフト1位指名選手もコメントを出している。

東京ヤクルト

真中監督:「バランス的にもいいし、くじを話しましたけど思ったようにドラフトできたと思います。原君は何かの縁だし、即戦力として期待。山崎は戦は細いが、うちにはいないタイプ」と話した。

山崎晃大朗選手は173cm68kgの左の外野手だが抜群の俊足を誇る。プロ野球選手らしく80kgくらいの体重になってくれば力を発揮できるだろう。

また原樹理投手は「頭が真っ白。何を話していいか分からない」と話し、ドラフト1位指名は予想していなかったようだ。「もう一度神宮で野球をやれという事だと思う」と話し、まずは東都1部2部入れ替え戦でチームを神宮に押し上げて、来年は後輩とともに神宮でプレーしたい。

 

巨人

堤GM:「桜井君は来年先発ローテーションを狙える力がある。ポジションの割り振りや上位を誰でいくのかなどは、ほぼ思った通りだった。一番計算できるのはディフェンス。基本的にディフェンス重視の指名となった」と話した。

2位の重信慎之介選手、4位の宇佐見真吾選手、5位の山本泰寛選手は外野手、キャッチャー、内野手で守備の評価の高い選手、安定した守りから新生巨人を作る。また巨人は桜井投手を前日のスカウト会議で決まったことを明かし、スカウト全員の意見が一致したとNO.1投手と評価しての指名と強調した。

ドラフト1位の桜井俊貴投手はドラフト前に1位指名が予想されたことについて「ドラフトの駆け引きかな。本当かな」と思ったという。しかし実際に1位指名され「1年目からバンバン活躍して最終的に巨人の顔になれるようにしたい。ローテーション入りする事が目標です」と話した。

 

阪神

金本監督:「走攻守三拍子そろった選手。みんなで決めました。」と高山俊選手を評価し、「今季はあてに行くバッティングだったが、振れる選手にします」と話し、将来性の高い選手という事を強調した。

また2位の坂本誠志郎選手について「藤井が引退して捕手が欲しかった」と話した。トヨタ自動車の木下選手や城西国際大の宇佐見真吾選手がいる中で坂本選手を真っ先に指名した。

ドラフト1位の高山選手は東京ヤクルトではなく阪神に入団が決まった事について「何が起こるのかわからないのがドラフト」と落ち着いた表情だった。そして「やっぱり、あんなにいいグラウンドでまたやれると考えると、今からワクワクします」と話し「阪神は常に首位を争うチーム。ファンの方も多く駆け付ける関西の人気球団、強い信念をもっていい選手になりたい」と語った。

 

広島

緒方監督:「右投手が2人に左も2人。高校生を含めてバランスよく指名できた。」と話した。大瀬良大地投手や有原航平投手で主役となっていた昨年、一昨年に比べ地味な印象も受けるが、確実に欲しい選手を指名した。

岡田投手について緒方監督は「岡田君の直球の力は今年のドラフトでトップクラス」と評価した。岡田投手は「あまり経験をしたことがないので」とカメラがそろう記者会見で緊張しながら「黒田さんはマウンドでほえたり感情を表情に出されている。僕は・・・」と話し、「みんなに伝わるような気迫を持ちたい」と話した。

 

中日

谷繁監督:「かなりいいドラフトだった。戦略的にほぼ考えていた結果となった。高橋を外したのは残念だが、小笠原は外れ1位だと思っていない。来年から1軍の可能性は十分ある」と話した。また3位の木下拓哉捕手について「捕手の木下を3位で指名できたのはうれしい。」と話した。

ドラフト1位の小笠原慎之介投手は1回目に入札で指名されなかったが「本当にうれしかった、待ち時間が長くてすごく緊張した」と話し、先に高橋投手や平沢選手が指名されたことについて、「悔しい」と話した。中日については「小学校時代に一緒に野球をやった高橋周平さんの顔が浮かんだ。そういう選手がいるだけで心強い」と話し「山本昌さんを超えるくらい現役でやりたい」と話した。

 

横浜DeNA

ラミレス監督:「とても満足している。今永は大学NO.1の投手、一緒にやれることがとてもうれしい。先発の軸として活躍してもらいたい」と話し、今永投手を先発ローテーション投手と考えている。

ドラフト1位の今永昇太投手はラミレス監督についてゲッツを振り付きで疲労し、明るい性格を見せた。普段からめちゃぶりをされるタイプで、常に準備をしているという。神奈川県についても「鎌倉幕府ですかね」と応えていた。

しかし実力は折り紙付きで「まずはしっかり1軍、初登板でできたら1勝を目標にしたい」と堅実な目標を話した。

 

福岡ソフトバンク

王会長:「将来を見た補強をうまくできた。高橋純平投手はどこから見てもずぬけた投手」と評価し、抽選で獲得が決まった時は大きく喜びを表現していた。

また工藤監督は高橋投手について「素質がある選手がたくさんいる中で、自分で工夫したり練習メニューを考えることができる選手。選手の大切な要素でそれを兼ねそろえている」と練習姿勢を評価していた。

ドラフト1位の高橋純平投手は「本当にレベルの高い選手がそろっていて、その中で活躍できるように努力していきたい」と話した。工藤監督の「一緒に野球をやろう」というインタビューに頭をさげてこたえた。

 

北海道日本ハム

大渕隆アマスカウトマネジャー:「上原、井口、吉田と大学全日本も経験した実力と経験のある投手を獲れた。」と話し、栗山監督も上原投手は「左の大型左腕で変化球で腕が振れる。先発に向かってもらう」と不足している左腕の先発候補に指名した。

昨年のドラフト1位・有原航平投手は広陵高校の1年先輩で、広陵高校の先輩後輩が1年連続で北海道日本ハム入りした。ドラフト1位の上原健太投手は「想像できていなかった。」と話しドラフト1位指名を喜んだ。先輩の有原投手と同じチームとなったことについて「背中を追って、いつかは自分もそのくらいに投手になりたい」と話した。

また大渕氏は:「平沼は身体能力が高い選手」とドラフト4位で指名した敦賀気比の平沼翔太選手選手を評価した。平沼選手は高校野球ではエースとして活躍したが、北海道日本ハムは内野手として指名した。

 

千葉ロッテ

伊東監督:「1位は野手か投手かで悩んだ。スカウトは投手を推したが、チーム事情で二遊間を守れる選手が必要と考えた。即戦力投手と高校生投手も指名できて、全体的にバランスもよかった。スムーズな指名ができ高得点が付けられる」と評価した。

ドラフト1位の平沢大河選手は最初に公言していたように東北楽天が1位指名し「8割」は東北楽天に行くと思っていた。しかし千葉ロッテが指名して交渉権を獲得したことに「どこがきても行く」と落ち着いていた。そして「高校では準優勝ばかりだった。ロッテの一員としてリーグ優勝、日本一に貢献したい。」と話した。

 

埼玉西武

田辺監督:「単独指名ができて非常にうれしい。直球が浮き上がり、身体能力も高いと聞いている。先発ローテ入りを期待しています」と評価した。また2位の川越誠司投手について「身体能力が抜群。野手で評価する球団もあるけど、うちは左投手としての潜在能力を評価した」と左腕投手として育てていく方針を話した。

ドラフト1位の多和田真三郎投手は:「肩の事で不安もあり指名してもらって本当にうれしい」と話した。肩については「日に日によくなっている。」と話し、「毎年10勝勝てるような投手になりたい」と話した。

 

オリックス

福良監督:「吉田は将来クリーンナップを打てる力があり期待している。もちろん1軍キャンプも考えている」と話し吉田正尚選手を評価、また「2位も即戦力投手を獲れたし、全体的にもバランスよく取れた」と話した。

2位で獲得した近藤大亮投手はリリーフとしても先発としても魅力十分で、球の力は今年の社会人候補でも屈指。良いときは伸びの良い速球を投げる。

ドラフト1位の吉田正尚選手は「プロでもトップチームに入りたい」と、大学日本代表としてJAPANのユニフォームで4番を打ち、プロとの壮行試合、高校生との壮行試合で結果を残した事に「ジャパンのユニフォームを着ると特別な感じがした」と話した。ホームランを期待されるが、「自分はホームラン打者とは思っていない。3割30本100打点を打てる打者になりたい」と話した。

 

東北楽天

梨田監督:「足が速い選手を獲ることができた。投手は少なかったが、オコエ君、吉持君などセンターラインの強化はちーむにとって大事」と話した。また「ロッテとバッティングしたところが多かったかな。」と話した。千葉ロッテは成田翔投手や東條大樹投手、原嵩投手などを指名しているがそのあたりで投手を先に指名されたところが多かったのかもしれない。

また「平沢も世那もいれば取りたかった。」と話し、地元仙台育英の選手を獲得できなかったことはやや悔しがった。

ドラフト1位指名のオコエ瑠偉選手は「プロへの扉がひらくんだという安心した気持ちと、さらに緊張感が高まった」と話した。そして「1年目から1軍で活躍して日本でトップの選手になる。遅くてもFA取得までにはメジャーに行きたい」と1年目から1軍でプレーすることを強調、さらにメジャー宣言も飛び出した。


PAGE TOP