北海道日本ハム・栗山監督と花巻東・大谷翔平投手が面談、「良い判断材料をいただいた」

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 ついに、北海道日本ハム・栗山監督とドラフト1位指名の花巻東・大谷翔平投手の面談が実現した。

 奥州市内のホテルで19時頃に二人は面談し、約50分間の面談を行った。大谷投手は面談で栗山監督に、挑戦した選手の具体的な事例や球団の組織に関する質問を行ったという。

 面談終了後に栗山監督は、「メジャー一本というか、世界の天下を取るというのが大谷君の夢。どうやったらわれわれが手伝えるのか。いろいろな道、方法があることを提案した。うちのチームの環境はいい選手ばかりいること。一緒にやらせてあげたい。信じて待っている。」とコメントし、メジャーへの思いを翻すのではなく、夢の手伝いをしたいという思いを伝えた。

 一方、大谷投手は「栗山監督は情熱的な方で、素晴らしい話を聞けた。いい判断材料を頂いた」と印象を話した。父・徹氏からは「近いうちに、本人の意志でしっかりと答えを出す」と話し、最終決断の日が近いことを明かした。

 メジャーと国内5分5分から、一度はメジャー入りを決断した。しかし、リスクを覚悟でドラフト1位指名した北海道日本ハムの想い、栗山監督の想いによって、天秤は最終的にどちらに傾くのか、本人の心の中しだいだ。

 

 米大リーグへの挑戦を表明している岩手・花巻東高の大谷翔平投手(18)をドラフト1位で指名した日本ハムは26日、奥州市内のホテルで大谷本人、両親と入団交渉を行い、栗山英樹監督が初めて同席し、説得した。交渉後に記者会見した大谷は、進路の最終判断については明言を避けながらも「栗山監督は情熱的な方で、素晴らしい話を聞けた。いい判断材料を頂いた」と好印象を口にし、「しっかり考えて決めたい」と語った。

 
 日本ハム側は今回でひとまず交渉を終了。大谷側からの回答を待つ、としている。大谷の父、徹さんは「近いうちに、本人の意志でしっかりと答えを出す」と述べた。

 
 約50分間の交渉で、栗山監督は解説者時代に取材した大リーガーの状況などを説明。日本球界を経由しての大リーグ挑戦を勧めた。大谷からは、挑戦した選手の具体的な事例や球団の組織に関する質問があったという。栗山監督は交渉後、「翻意させるために来たわけではなく、大谷君の夢をどうやったら手伝えるかを説明した。信じて待っている」と話した。

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